中年になって「人生終わった」と思う人の共通点

 

「俺の人生、終わったな。」

 

「もう女として終わりかな。」

 

中年になると、本当に驚くほど老化を感じますよね。

 

といっても私の場合は自分のことじゃなくて、周囲を見て、あ!もうそういう年齢なのか・・・と思うことが出てきています。

 

そんな状況下で、人生が少し決まってきたとか、今後に希望感がなくなってきたとか、そういうことが現実にあって「もう、終わったな」と、どこかで思ってしまうことが出てくるのかもしれません。

 

画一的な社会で、色々なルールも行き渡った社会。

 

そうなりやすいはずです。

 

ここで、

 

本当に・・・

 

本当に・・・

 

ヒドイことを言うようですが、そういう人たちを見たときに私の中には「バカだねぇ」って思う自分がいます。

 

誰でも、「もう、終わったな・・・」と思うことはあるのかもしれないのに・・・です。

 

残念な気持ちを共有しつつも、心のどこかで「バカだねぇ」と思ってしまっているのです。

 

この点を深掘りして説明するためには、タブーを壊さないといけないと思っています。

 

そのタブーとは何か?

 

今ある社会のルールを全部真に受けて生活している人ってバカ!という点です。

 

タブーというよりは、社会では中々触れにくいことですね。

 

社会って、そもそも完璧ではないですよね。

 

完璧な社会は理想社会。

 

人類は、そこを目指している段階であって、我々が今見ている社会は完璧ではないです。

 

でも、よく見てください。

 

さも、私は完璧です!みたいな感じで振る舞っているような組織や、そこに所属している人たちっていますよね。

 

もちろん、それが悪いわけじゃないんです!

 

頑張っているわけですから。少しでも良くしようとしていたり、よく見せようと努力していたりするわけですから。

 

でも、実際にはそれでも「完璧」なんかじゃない。完璧な社会があるなら、教えて欲しいです逆に。

 

そういった状況だと分かっていない人は、社会が作ったルールや価値観を絶対のものとして捉えた上で、そこに自分をそのまま当てはめた考え方をするようになります。

 

さらに、自分の動物的な願望もミックスさせて、自分以外の人にもそれを当てはめるようになるのです。

 

結婚の点で言えば、自分のことをかえりみることなく、高学歴・高収入・高身長、その上でイケメン、それから良い家柄じゃないと嫌だみたいな希望が出てくるわけですね。

 

そこまでにならなくても、結婚したら当たり前のように指輪を買って式を挙げて新婚旅行に行って
マンションを買いたいなんて考えたりもするわけです。

 

そういう人ってかなりいますが、その希望が悪いわけではないですよね。

 

ただ、この安直さがエスカレートしすぎると、社会では臨機応変な対応が出来ないとか、融通がきかないといった形で、この問題の本体が見えてきます。

 

でも、本当はどうだっていいわけです。

 

誤解しないで欲しいのですが、どうだっていいと言っても志は天に向かって正しくあるべきだと思います。

 

ただ、複雑な状況で日常生活のアレコレを社会のルールで細かく、どっちであるべきか!なんてことはどうでもいいってことだということです。

 

本当は分かりもしないところに理屈だけあてがって、筋を通している論理力に社会では一定の力を認めたとしても、自然を前に、人生全体を前にした時には、そんなところに大した価値なんてあるわけないでしょうということです。

 

社会の中で本当のバカは、こういったことが分からない人だと私は思います。

 

学校の成績とはあまり関係ないところにあるってことです。

関連記事:匿名王になれ!匿名時代は深化する。

 

昔から学校の先生でも「勉強だけ出来る子ではダメ」って言っている人がいたように思います。

 

その意味は「本当のバカ」がたまにいるねってことです。勉強が出来る子にも。

 

一から十までの隅々に至るまで全ての社会判断を信じてしまっているのです。正しいか、そうではないかも本当は分からないのに。

 

誰かから言われたことは何でも超正確に記憶して、超正確に実行するタイプの人間が陥りやすいことです。

 

他人の作ったルールに従って自分自身のことすらも、勘違いしてしまうからです。

 

その結果、うまくいかないようになると、「人生終わった」とか言いはじめてしまうことが多くなります。

 

ナルシストとバカにも程がありますということです。

 

地上に降りた生命体の観点からすれば、自分にとって合理的に生きればいいだけ。ルールとか面倒くさいけど仕方ないね!と思ってしまうくらいで丁度いい。

 

中年になって「人生終わった」なんて言っている人は、そもそも自分の人生を生きていないのです。

 

人生終わったナルシスト中年の共通点ということでしょう。

 

このまま改善しなければ、本当に終わった状況になってしまいます。

 

自分で引き寄せているのです。

 

こんなことを書いていると、たぶん・・・。

 

「そうは言っても!今からどうすればいいんだよ!」と思う人もいると思います。

 

私がその他にもアドバイス出来るとしたら、社会のルールや考え方であなたの思考や価値観が出来ているとすれば、私がここで書いたことは、日常生活を想定すると問題の表層の一部に過ぎない!ってことですね。

 

目の前にある当たり前に目を向けるべきと思います。

 

自分の生活のあらゆるところです。

 

その当たり前に全ての考えるべき材料があるはずです。

 

因みに、そのようなことを色々な角度から私は発信しているつもりですし、以前書いたことと実は共通する話題を別の角度から書いているに過ぎなかったりします。

 

色々な形で人は、それぞれの問題に迫っては解決策を得て満足しますが、その多くが問題の本体に対する解決にはなっていないのです。

 

その理由も考える必要があります。

 

それは例えば、今回取り上げた中年で「人生終わった」という件についても同様です。

 

是非、色々な思考から、それぞれにある問題の本体に迫って欲しいものと思います。

 

それは私があなたの代わりしてあげることは出来ないこと。そういうことです。

 

最後に、中年になってから「人生終わった」と思っている人が仮に大金を手にしたと想定しましょう。

 

その人は「人生終わった」なんて思いを完全に忘れることになるはずです。

 

色々な問題が背後にあることはとりあえず置いておいて、要は、金が無いから卑屈になっているだけというオチがあったりするわけです。

 

それならば、常識や他人の価値観など一切を無視して行動を続ければいいだけです。

 

たとえば、最近書いたこちらの記事で示したように行動すればいいだけの話です。

金なし、コネなし、学歴なし。どうすればいいの

 

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