Lives&γ(ガンマ)

魂に刻まれた幾つもの生命の記憶を捉え、「γ(ガンマ)」を解き明かします。γが明かされた世界。新しい世界が誕生します。新しい人類が誕生します。

「戦争体験」の記事一覧

旧知

旧知     今から、もう20年以上前のことです。   私が釣りを終え、ひと段落しているところに、中学生くらいの男の子が一人でやってくるようになりました。   はじめは、様子をうか […]

戦争責任

戦争責任     私の兄、そして私の父と母を奪ったあの戦争の責任はどこにあるのでしょうか?   戦争責任について、多くのことがこれまで言われてきました。   私は、戦争責任がどこに […]

【日常】戦争体験の伝達

【日常】戦争体験の伝達     あの戦争については、語りたくない。 あの戦争については、思い出したくない。 人に話すような内容ではない。   戦争を経験している人で、戦争について語らない人は […]

【日常】孤独

【日常】孤独     戦後、私は一人の屋外での生活を続けていたのですが、そのときに常につきまとっていたこと。それは、孤独であるということです。   孤独であるということが、始めは苦になりませ […]

【日常】言語との対峙

【日常】言語との対峙   勤勉だった兄の影響もあり、子供の頃の私は、言葉を覚えるのが非常に早い方だったと思います。   早いうちに読み書きという言葉の扱いをある程度、自由に出来るようになっていたことは […]

【日常】生きる

【日常】生きる   私は外で一人で生きてきました。   もちろん色々な人たちに助けられたのですが、それでも外で生活していたことには変わりありませんでした。   そんな私ですが、おそらく清潔さ […]

戦後20年、その後

戦後20年、その後   不思議な体験をしてからというもの、それまでは拒んでいた友人との再会や親戚との再会など、会いに来てくれる人には会って話しをするようになりました。   色々な差し入れや、部屋くらい […]

戦後の軍事状況

戦後の軍事状況   戦争で多くの命が犠牲となりましたが、今後このようなことはまだありえるのでしょうか。   私は戦争被害者である一方で、軍事的な部分での進歩はやはり今後も必要だと考えています。 &nb […]

戦後20年

戦後20年   12歳だった私には何もありませんでした。   ただし、友人や知人、親戚はいました。   しかし、それらの人たちとしっかりと話すことができるようになったのは、30歳を越えてから […]

戦後生活3

戦後生活3   用意してくれた部屋で生活をはじめてから数ヵ月後、兄が書いた紙を手に取ろうと額縁を空けて紙を手に取ると、その裏面にはもう一つ言葉がありました。   「弟よ、生きろ!向こうで待っている。安 […]

戦後生活2

昨年のあるとき、いつものように新聞を読んでいると二人の男性と一人の女性が私の前に現れました。   三人とも綺麗な洋服を着ており、私に話しかけてくるとは思わなかったのでビックリしていると、もう一人の男性がさらに私 […]

戦後生活1

戦後生活1   12歳で一人暮らしをするようになってから、多くの人に助けられましたが、とりわけ、寒いときに毛布や上着、暑い日には沢山の水、その他多数のマッチや、鍋などの日常生活品に至るまで、多くのものを置いてい […]

軍隊

軍隊   私の兄と母、そして父は戦争で亡くなりました。   終戦後、私は身寄りもなく行くあてもなく、一人になりました。   家族を失ったのです。   完全なる孤独。そういう感じがし […]

軍人の使命

軍人の使命   軍人は軍隊の構成員であって、この使命は国家権力としての軍事力を最大化すべく、最適な判断とそれに基付く軍事力の的確な行使を行うこと。   この国家権力としての軍事力を最大化すべく・・・と […]

軍人とは一体何だったのか

軍人とは一体何だったのか 比較的涼しい夏の夜でした。   今、見ている世界のことについて、一瞬疑問が生じました。   その夜、それまで心を捉えていた世界とは違ったモノの見方や考え方があるのではないかと […]

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