フリーランスエンジニアになる方法

最近、ネット上に簡単にフリーランスエンジニアになれます!みたいな情報が多く出回っています。

 

このあたりの情報について、少し現場感覚が抜け落ちているというか、実際の現場感覚がない情報を多く感じたので、この点を取り上げておきます。

 

フリーではないですが、私もシステムエンジニアとして業界で活動してきた身でフリーの人は沢山知っているし、フリーの人たちの状況もよく知っているので今回はその経験を元にフリーランスエンジニアになりたい人に向けた情報を残しておこうと思います。

 

まず、簡単にフリーランスエンジニアになれるかどうかという点ですが、これは本当に簡単になれます。

 

ただし、東京とか大阪が活動の中心になってくると思います。

 

それ以外だと業界のキャパシティとして不足感がかなりあります。

 

無理ではないですが、継続性を考えると大都市圏での活動に絞らないと厳しいです。

 

東京であれば文句なし。何も問題ないです。大阪でも関西圏という括りで問題ないです。

 

次に、重要なポイントですが、フリーランスエンジニアとして活動を続けていくための能力があるのかどうかです。

 

なるのは簡単。で、本当に仕事が出来るの?という話です。

 

プログラマーとかシステムエンジニアという職種自体のハードルが下がってきているので以前よりは簡単になっていると思いますが、それなりのスキルが求められることは間違いないです。

 

少なくともサラリーマンのプログラマーとかシステムエンジニアよりは高スキルを維持しないといけないです。

 

この意味は基礎的能力が高いところにないとダメということです。

 

私が見ている限り、フリーで10年以上やられている方々は、みんなここが高いです。

 

この点に不足がある人は10年は続かない印象があります。

 

サラリーマンSEがフリーランスに求めるものも高くなりやすいですからね。

 

経験を積んだ人たちが見る「スキル」って、経験に裏打ちされた視点で見ているのである一つの現場だけで通用するプログラミングスキルとかではないです。

 

そういうものって本当にすぐに分かります。

 

「あ!この人は経験あるな」とか「ハイスキルを偽装してるけど経験はあまりないな」とかそういうのは、やっぱり見抜かれます。

 

でも、フリーランスエンジニアだって、そういう中で成長を続けていくというのも事実です。

 

だから、成長を続けることが出来るだけの基礎的能力はないとダメってことです。

 

ですが、そもそもフリーランスエンジニアって何なの?と考えると契約が違うだけなんですよね。

 

だから、本当は低スキルでもいいじゃん!と思いますが、これは業界で実際に経験するにつれて、本人がこの考えでは無理だなという実感が確かなものになっていくことと思います。現場を経験した者にしか分からない微妙な空気感を少しずつ感じることになるはずです。

 

だから、力がないと10年続かないです。サラリーマンに戻るタイプの人は基本的に基礎力が不十分だと思います。

 

その基礎力は学力とか頭の回転だけじゃなくて、個人事業主としての意識で自分から動けるのかというところもあります。

 

実業務だけでなくて、色々なことがあるからです。

 

市況が悪くなったりすると結構大変です。良い時はいいんですけどね。

 

私が見ていたところでも、リーマンショックで業界全体の仕事が超激減した時期がありましたが、その頃でもフリーランスエンジニアとして活動を続けていた人たちのスキルは本当にヤバかったです。

 

レベルが、かなり高い人たちばかりでしたね。

 

これは私の周りでも皆思っていたことです。

 

難関資格を持っている人とか、国立大卒のフリーランスエンジニアクラスでも、仕事がないと言ってサラリーマンに戻っていましたからね。

 

で、継続しているフリーランスシステムエンジニアの人と何度もお酒を呑みに行った事がありますが、彼らがどうやってフリーになったのかというと、自分で調べて自分で営業をしにいった人たちばかりでした。

 

どこかの組合みたいなところにお世話になって仕事を見つけてもらっている人はいなかったですね。

 

全部を自分でやっていましたよ。

 

そんな感じなので、彼らには営業さんのスキルとか、仕事姿勢とか、そういうのもスグに見抜きます。

 

一人の営業さんが言っていることを真に受けて信じてしまう人は、たぶん基本的に個人事業主タイプではないと思います。

 

自分でちゃんと調べて状況を把握していく。

 

おそらく、これじゃないと10年は無理だと思います。

 

それから、彼らは横でもつながっていて、色々な業界情報をやり取りしています。

 

だから、仲良くしておくと色々な情報を知ることが出来たりします。

 

で、その彼らが横でつながる条件、それは単に「性格」だそうです。

 

孫請けのような仕事をしているプログラマーさんとか、SEさんでも比較的スキルの高い人はいるので、そういう人にフリーランスの道を教えてあげることもあるようですが、その時も「性格」が悪い人には絶対ないということでしたね。

 

「性格」という言葉ではないにせよ、同じようなことをほぼ皆さんが言っていたことが印象的です。

 

「スキル」と言った人はいなかったです。誰一人として。

 

客観的に見ると、その人たちのスキルはかなり高い人たちばかりなのに、誰一人「スキル」が重要なんて言わなかったです。

 

正直、真面目、素直、謙虚、保身ばかりになっていない。

 

色々聞きいたことをまとめると、彼らが見ていたのは、おそらくこのあたりです。

 

冷静に考えると、ハイスキルを獲得するよりも、この点を維持することの方が難しいことなのかも
しれませんね。

 

サラリーマンは雇われの身なので、そもそも保身の生き物ですからね。

 

そのサラリーマンと相性が合うフリーランスエンジニアの方って、スキル的にも低くてフリーランスの継続性もない方が多いです。根本がサラリーマンなんですよね。

 

本物のフリーランスエンジニアの方は、サラリーマンとは基本的に相性が悪い。これは絶対にあると思います。

 

経験でなるべく円滑さを演出すると思いますが、基本的に生きている世界が違うわけです。だから相性が悪い。

 

でも、フリーランスが絶対に必要になるんです。自己保身ばかりの低スキルサラリーマンが集まるとシステムは動かないからです。

 

というわけで、そういうフリーランスエンジニアになるため、フリーランスエンジニアを続けるために必要なポイント、必要な基礎的な能力は以下です。

・自分からどんどん調べて動ける。自分で営業できる(お金を意識して仕事が出来る)。
・勉強を続けることができる。
・起業家的なメンタルを持っている。サラリーマンメンタルではNG(たとえば、人の言った事をすぐに鵜呑みにしてしまうとかはNG)。
(正直、真面目、素直、謙虚、保身ばかりになっていない。)

 

以上が揃っていれば、サラリーマンであってもフリーランスにすぐに移行出来ると思います。以上の基礎的な力が無かったとしても組合みたいなところから始めて独立性を高めていくのも良い手だと思います。

 

普通の記事であれば、このあたりで終わりですが、ここにまだ追加しないといけないことがあります。

 

それは、企業内でエンジニアをするなら、結局は自分の資産ではなく他者の資産を作ることに時間を費やしているという点についてです。

 

その状況下であっても、自分の資産を作ることに力を少しずつ注いでいくべきと思います。

 

そのためのヒントを、このサイトで提供し続けていくので是非参考にしてください。

 

エンジニアの給与や報酬水準も厳しい状況になっていくことが予想されます。

 

我々は、この仕組みから脱出して自由な人生を手に入れないといけないはずです。

 

保身ばかりになった人と関わって人間関係で悩まされた人生から、ストレスフリーで毎日が自由で幸せな人生へと転換させてなければいけないと思っている人が多いはずです。

 

以下も含めて、色々なコンテンツを参考にして頂ければと思います。

 

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