日本がつまらない理由、そこから学ぶべきこと
振り返ると中国人
そういえば、知らない日本人に話しかけられたことって最近はあまりないなとふと思いました。
仕事上のことであったり、お店に行ったりとか、こういった流れで話しかけられることは、もちろんありますけどね。
道端で見知らぬ日本人から声を掛けられることが本当に少ないですね。
ここ1年で思い出すところでは、家のマンション付近で近所の人と話したり、海に行って釣り場で話かけられたり、自転車で信号待ちをしているときに見知らぬおばあちゃんに話しかけられたㇼ、その程度だったかなと思います。
でも、中国人や韓国人からは、よく声を掛けられますね。
元気な人が多い印象です。
しかも、元々、かなり元気の良さそうな人が多い。
ある日、自転車に乗っていて道が分からなくなった時のことですが、自転車をまたいだままの状態でスマホを触っているのに、中国人のおっちゃんは話しかけてきますからね。
スマホ操作のために下を見ている状態にもかかわらずです。
「すいませ~ん!」って。
声が近いなと思ったら、話しかけてる相手は私なのね!!ってことがありましたね。
日本人なら絶対話しかけてこないシチュエーションだと思います。
このパワーはスゲーなって感じがしましたね。
しかも、バイタリティー溢れる感じが伝わってくる。
こういう感覚って、そういえば私が子供の頃は日本でもあったような気がします。
韓国人の若者でも同じですね。
スゴイスピードで近寄ってくるなと思ったら、「すみませーん、写真お願いしてもいいですか~?」って感じで目がキラキラして駆け寄ってきましたね。
あぁ、そういえば自分たちが学生だった時には、まだこういうタイプの学生が普通にいたような気がするなぁ・・・と。
そんなことを感じましたね。
損得勘定を突破する魔法とは
こういう元気な中国人のおっちゃんとか、元気な韓国人の若者と接して、嫌な気持ちになるかと言ったら、全然そうはならない。
逆に、元気もらったなという感じですね、私の場合は。
でも、日本人が話しかけてきたら、うぜーな、話しかけてくんなよって感じになったのかもしれない。
何が違うのか?
まぁ、端的に言ってしまうと「元気」なんでしょうね。
損得勘定とか何か人から貰いたいとか、あるいは威圧感とか、そういうものを全く感じない純粋な明るさ、元気。
これをどこかで価値だと認めているんだと思います。
普通に考えて、スマホを触って調べものをしている最中に話しかけられたらイラッとする人も多いのかもしれません。
でも、中国人のおっちゃんに話しかけられたときには全然イラッとしなかったんですよね。
これは何でなのか?
単に、そのおっちゃんが超元気だったから。
あ、その元気!すげーいいね!!って、すぐに感じたんだと思います。
つまり、他者との関係において金銭的な損得勘定の延長線上にないとすぐに察知できたということだと思います。
でも、日本人との会話には、どのようにうまく偽装しても損得勘定のようなものを感じてしまう。
それがあるから、うぜーな、話しかけてくんなよって感じになっているのかなと思います。
損得勘定が人間関係に入ってくると分断が生じやすいということだと思います。
だから、一部の人だけがいつも得をするようなことがあると、その得が弱者にあっても強者にあっても、社会全体としての損得勘定部分が大きくなってしまう。
これを誤魔化すようにして、どんなに慈愛に満ちた政策で手を打ったとしても同じことを繰り返しているだけになることが多く、社会全体にはマイナスに作用することがあり得るということだと思います。
これを突破するために必要なことは、何よりも公正であること、公平であることです。
中国にせよ、韓国にせよ、日本よりもこの部分に対する人々の目が厳しいように感じます。
つまり、魔法とは公正であり公平、そして、これが一番重要だと深く認識するためには誠実であることが欠かせませんね。
そして、心の底から誠実であるためには、環境から感謝を感じる状態でないといけない。
ここが一番重要だと思うのですが、この部分が完全に枯渇している状態。
だから、不公正になり不公平になり、人間関係における損得勘定が強くなり、社会に分断が生じることになります。
今、分断を多くの人が避けられないと感じつつあるように思います。
結果として、日本がつまらん!と、このようになりつつあるのです。
だから、まず感謝を据えよと言っているのは、とても大切なことなのです。
一見、慈愛に満ちたような政策ほど、損得勘定や社会的な分断が生じる可能性が高くなることについて、一定の見識を持った人が政治をしてもらわないといけないと思いますが、今はそのレベルについての論理を感じることすら少なくなりました。
これは未来に希望が持てない!
結果として、「日本つまらん!」となってしまっていることはとても残念な状況です。
この時代に個人としては、どうすべきか
日本が変わらない。
どうやっても無理な感じがします。
そうなると個人の動きとしては中国とか韓国だけでなく、エネルギッシュな人々が暮らす国と関わっていくことを考えると面白くなっていくと思います。
日本だけの視野では狭すぎる。
もちろん、私も関わっていきたいと思っています。
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