アマゾンのSEO対策に消耗集団が集う!アマゾンの物販シンガポール組の本音とは。

アマゾンのSEO対策

アマゾンのSEO対策に学ぶプラットフォーム選定の見識とは

アマゾンが飽和状態です。

 

それで、アマゾンのSEO対策を頑張ろうとか、広告を出そうとか、今では当たり前のように言われるようになりました。

 

アマゾンにも独自の検索順位決定アルゴリズムがあって、どうやったらそれを攻略出来るのかアマゾン出品者の方々が試行錯誤しています。

 

アマゾンへの出品者が急増した今、この試行錯誤が売れ行きに大きな違いをもたらす現実があり、それでSEO対策での競争が始まっています。

 

特に大きな金額を動かしている人ほど、当然のことながら結果に大きな違いが生じることになるわけでここに注力したくなる気持ちについては察することが出来ます。

 

ですが、このようになってしまった時点で、そのビジネスモデルは衰退が始まっていると思います。

 

出品者がアマゾンを利用する印象よりも、アマゾンが出品者をコントロールする印象が強まっていることがあるのです。

 

アマゾン出品者の労働者化が進んでいると考えることも出来ると思います。

 

商品販売において、不労所得的な安定性があるわけでもない中で、「そこの君!出品しなさい!それから、頑張って広告費もガンガン使ってアマゾンに人を集めて来なさい!」ってことになっています。あるいは、「広告費出してくれたら、優遇するから任せておきなさい!」ってことになっています。

 

それで、「分かりました!アマゾン様!」という感じで、ガンガン広告費を突っ込みにいく人が増えている状況です。

 

確かにそれで売れたら、満足感いっぱいになるのでしょう。

 

そして次は売れたことに勢いを付いて、売れたぞオラオラ系の情報販売、情報コンサルへとシフトするのかもしれません。

 

その続きをすればいいのに。

 

なぜ、このようになってしまうのか?

 

表面的個別的には色々あると思いますが、核になる点は自分のビジネスとして機能していないことがあります。

 

労働者感覚が強くなってしまうことがあると思います。

 

このことから考えても、プラットフォームは基本的に無料か、低価格で使えないとダメです。

 

それから商品を販売するプラットフォームであれば、そのプラットフォームに集客力がないとダメ。

 

広告費を出さないと商品が売れないなら、プラットフォーム価値の目減りが始まったということだと思います。

 

そもそも、売れる商品なわけですからね。それが売れないプラットフォームは話にならない。

 

全然使えない。ダメってことです。

 

売れる商品なのに広告費がないと売れない。これはオカシイですよね。

 

アマゾンは、この傾向が高まっているので、物販初心者が今から使うプラットフォームとしては美味しさが半減した感じです。

 

資金力がある人がさらに有利になった感じの環境です。

 

でも、この認識だけでは事実を正確に表していない感じがします。

 

アマゾンのような巨大プラットフォーマーではないですが、広告出稿まわりで思い出す似たような件では「もしもドロップシッピング」がありましたね。

 

もしもドロップシッピングでも広告を出すように推奨していたことがあります。

 

今のことは知らないですが、現状もそうなのかもしれません。

 

販売用サイトも作り、さらに広告費も自分で負担して売上金額の2%とか3%の利益を得る仕事。

 

5%とかもあるけど、1%もあるって感じでしたね。

 

稀に10%以上もありましたか。

 

今も、おそらく変わっていないと思います。

 

広告推奨の話が出てから、勢いを付けたという話は全く聞きません。

 

つまり、売れるけど売れにくくなってきたということです。

 

ここをおさえておかないといけないです。

 

商売なんだから広告費出そうぜー!という話は売れなくなってきたとか、売値の単価を上げたいとか、色々な背景が当然あるわけです。

 

アマゾンのSEO対策。シンガポール消耗生活について

アマゾンのSEO対策にのまれてしまう理由ですが、これはアマゾンが無ければ成り立たないビジネスをしているだけでなく、生活スタイル全般がアマゾンがあって成立しているために起こります。

 

つまり、ビジネスの進め方としてはあまりよろしくない。

 

節税にも有利だということで海外を活動拠点の主軸にしながら、日本から儲けている人は結構います。

 

このようにしてアマゾンで儲けている人は、アマゾンに寄りかかっている状態ですから、アマゾンビジネスについてはアマゾンの言いなりになるしかないです。

 

効率を重視すると非効率になる典型例です。

 

アマゾンの集客人材でもあり、アマゾンの資金源でもある人が増えています。

 

それが、アマゾンSEOの話題から感じることです。

 

効率に関連して同じようなことを感じる話題と言えば、例えば職人になるための修行は不要論なんかがあります。

 

職人の修行や、漁師さんの見識などを、少し小馬鹿にしたような言動をするIT関連の経営者さんがいますが、その修行の意味を物理的な意味だけから捉えていたり、お金の面だけから捉えていたりすると、なんて非合理かつ非効率なんだということになりますが、でも実際にはそういう視点だけでは足りないはずです。

 

そこで培っているあらゆる対象との共感力があるから、うまくいくことが色々あります。

 

だから、職人の修行や漁師さんの見識を小馬鹿にしているような経営者さんは、大切な共感力が抜け落ちている可能性がかなり高い。

 

つまり、効率的に見えて実は非効率だったりします。

 

実際に、共感力が枯渇したままに自分のお金儲けばかりに走って、気が付いたときには自分はお金持ちになったけれど、不正や不義を中心において他人から奪い続けていたんだなとどこかで感じられている経営者は、多くの人から成功の喜びを共感されません。

 

それどころか、多くの人から長期的な嫉妬対象、攻撃対象にされてしまうことすらあるでしょう。

 

さらに同業から、つけ込まれることも出てくるかもしれない。

 

そういう経験を積んでいくと、本質的な豊かさを感じることが出来ないどころか、貧しくなっていたことに気が付くことになります。

 

本来、人生全体を豊かにするために活動していたのであれば、非効率な努力をしていたということになります。

 

その時に環境改善が見込める行動は、それまでの富をその瞬間に全て手放すこと。

 

社会に還元してしまうことですが、それが出来る人はおそらくあまりいないと思います(自分の死を目前に感じ始めてから、ようやくいきなり寄付をするような人が出てきますけどね。)。

 

ですので、その状態でほぼ人生が決まったということです。

 

だから、はじめからが大切です。悪いことをしても後でチャラにするからゴメン!みたいな考え方はそもそも何も前進がないです。

 

効率を重視しているように見えて、非効率だということです。

 

だから、共感力の枯渇した状態で、色々な資本リバレッジをかけていくことは、結構ヤバイことが多いわけです。

 

以前は多くの人から尊敬される経営者が多かったと思いますが、ナルシスト問題が深刻になっている今、共感力が欠如したまま資金を動かす人が増えたため、巨大経営者でも多くの人から全く尊敬されていない人が目に付くようになりました。

 

話を戻して、アマゾンのSEO対策について言えば、非効率に陥った人、頑張って広告費をかけている人と基本的に競わないこと。

 

非合理なことをやらざるを得ない状況に陥ってしまった人を慈しみの心を持って眺めておきましょう。

 

これがベスト戦略だと思います。

 

なぜなら、アマゾンは出品者をバランスよく稼がせないと自己利益を長期スパンでは最適化できないため、大きな資金を動かす存在から集金を続けて、あとはうまく回したいというのが本音でしょうから。

 

アマゾンにつけ込まれたシンガポール拠点の物販消耗組が広告費の必要性を叫んでも、それは販売単価を上げるか自分の純利を減らすか、このどちらかの叫びであると捉えるべきケースも出てくるかもしれませんので、アマゾンのSEO対策の話題に惑わされず、まずは無料で出来る対策をしっかりと行って対応をしていきましょう。

 

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