続けられる物販とアドセンス、続けるためのルールの話
物販における継続のコツ
個人メディアを継続させるコツについて、前回取り上げました。
個人メディアを継続させるコツ。希望ある未来の話
物販についても同様にコツがあると思います。
特に、個人でヤフオクやメルカリ、ラクマへの出品を想定する位の規模感だと、全ての出品者に同じ視点を当てはめやすくなるはずです。
どこを目標にしたら、分かりやすく動きやすいか。
このあたりについて、実際にヤフオクやメルカリ、ラクマを活用して商品を販売して得たことを書いておきます。
前回、取り上げた個人メディアの件で言えば、PVとCTR(クリック率)の向上についてでしたが、物販についてはどこを意識しておくべきでしょうか。
取扱商品数、取扱金額、販売頻度、利益率、売上金額など、色々なことがあると思いますが、個人で小さな資金を回していく初期段階では取扱商品数の拡大に努めていくのが分かりやすいという結論です。
ツールを利用して「売れる商品だ!」と思って入手してみたら、同じツールを使って商品抽出した人が一気に増えて利益率がかなり下がってしまったり、ライバルが突然出現して販売量が激減したりといったことが色々あると思います。
だから、利益率とか販売頻度の見込みについて、初期段階では中心に持ってこない方が良いかなと思っています。
ある程度の規模を最初から想定してアマゾンFBA利用、さらにOEMで・・・という場合はもちろん、そこが重要になると思いますけどね。
実際に個人の手で商品を仕入れて梱包、発送する場合には、取扱商品数!
ここに目標を定めると動きやすい感じがしました。
単純ですからね。
3個しか商品を持っていない状態と、10個の状態、100個の状態、1000個の状態。2000個の状態。
このままいけば、どのあたりで本格的に事業化出来るかな?ってポイントも見えてくると思います。
商品数を増やしていく過程で、売れやすい商品なのか?利益率はどの程度なのか?といった点も重要ですが、シンプルな目標を追いかけるという点では取扱商品数が本当に分かりやすいです。
今、この点を私も重視しています。
売れない商品では全く意味がないのですが、個人でヤフオクやメルカリ、ラクマで販売する程度の規模感で考えると、おそらく多くの人が取扱い商品についての知識がある人が多い気がします。よって、利益率から取り扱うだけの価値がある商品かどうかも察していることが多いと思います。
だからこそ、その商品を選んで転売しているという人が多いと思うのです。
ですので、本当に売れないね!この商品!というモノを取り扱うことも少ないと思いますし、仮に売れにくくても、資金的に無理をするような商品でもなく、時間が経てば確実に売れていく商品であれば、問題ないでしょう。
ただ、販売タイミングが少ない商品ばかりだと当然、資金循環が悪くなるので、出来るだけ売れやすい商品に絞る努力をしつつ取扱商品数を拡大させていきたいですね。
取扱商品数という目標が重要だと思う理由
取扱商品数という目標を掲げると、販売方法に工夫も生まれます。
売り方の工夫につながるのです。
それから、買う人に対する意識も高まります。
明確な目標が出来ることで仕入れ時の仕入れ方にも注意を払うようになります。
作業にスピード感も出てきます。
抱き合わせで商品を複数買う人や、これまでは他でいつも買っていたような人が品揃えの良さが理由でこちらで買い物をしてくれるようになるかもしれません。
だから、取扱商品数を常に意識しておくことは、とても大事だなという感想です。
よって、まだまだこのあたりを今は増やしていく段階に私もありますね。
中国関連もはじめたので、別で資金を追加することも考えましたが、追加はせずに得た利益をそのまま再投資で回していく戦略で進めていく予定です。
中国輸入について、まだまだ経験が不足していることもありますし、小さな資金を回して、そこに再現性を見出すことが出来るかどうかも重要なポイントだと思っているからです。
因みに私の場合は元々1万円以下のお金から回していますからね。
それが1年で100万円程度の在庫キャパを持った感じ。ここから中国関連も増やしていきたい。
うーん。遅い感じですが、開発が間に入っていて色々なトラブルがありましたからねぇ。。。
仕方ない感じに思っていますし、地道にコツコツやった方が何だかんだ言って、色々なノウハウとか他ではない価値も蓄積しているので、良し!とする感じですね。
ここから年内に一気に1000万円!とか言いたいところですけど、だいたい色々なトラブルが起きるので(笑)、取扱商品数のみを今は徹底的に追及していきます。
お金を中心に据え始めると、意識がそちらに行き過ぎてしまい、その他が置き去りになりやすい感じがしています。
お金は超大事ですが、買ってくれる人に手渡す商品をしっかりとしたものにしていくことはもっと大事。
これがないと、そもそも続かないはずです。物を取り扱っているわけなのでね。
今やっていることがうまくいって、まとまった資金が出来たら次は本格的な製品開発を進めていくつもりなので、そこを見据えて考えても、お金よりも質の良い商品の数を意識していくべきと思っています。
これは製品開発だけでなく、純粋転売をする上でもとても大切なポイントなのかなと思っています。
だからこそ、梱包・配送まわりや在庫管理でも高い品質サービスを提供しているアマゾンFBAは強いということだと思います。
3方良しとルールの話
商売を長期継続させるために欠かせない「3方良し」。
「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」、これを土台にして自分なりの販売ルールを作っていければ良いと思います。
でも、少し注意が必要です。
物販業界では、他を目配せした上でのルールが色々なところにあります。
そういった特定の暗黙ルールに従って商売を続けている商圏に、いきなり別のルールを適用して価格破壊を引き起こしたり、ブランド化して価格を一気に引き上げたりする存在が生まれると、摩擦が引き起こされることがあります。
ルールはいつも、ルール外の他者を排斥的な対象として位置付けるところがあります。
よって、ルールAとルールBの間で摩擦が引き起こされることは想定できると思います。
ルールは人間の作り出した枠組みですので、個人の思考でも当然同じようなことが発生します。
時にルールAがルールBを「なんて協調性がなく排斥的なんだ!」と叫ぶように主張する現象が生じることがあるかもしれません。
そして、社会に不正や不義がはびこっていると、この摩擦で社会的に価値あるものが失われることもあるでしょう。
また、長期的な視点に立てば、協調性を積み上げているだけのことについて、それぞれの摩擦熱で満たされたことを他者にぶつけてしまうことは、よくあることです。
摩擦熱で相手や周囲が見えなくなって怒りを他者にぶつけることが成長の過程で仮にあったとしても、反省して成長を続けていければ良いのではないでしょうか。
そのような点からも3方良しを堅持して、摩擦熱でカリカリせず、全体との調和性を保ち続けて物販を続けていきましょう!
メルカリなんかを見ていると、明確にぶつかり合っている状況が生じていることがありますが、基本的にアドセンスでも同様ですよね。
ライバルサイトにカリカリせず、グーグルの検索アルゴリズム変動にカリカリせず、より良いものを積み上げていきましょう!
こういう淡々とした姿勢が継続には必須と思います。毎日、自分のすべきことをこなしていくことですね。
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