どんどん知恵が与えられて、どんどん幸せになっていく人の共通点
それで、どんどん幸せになっていく。
こういう人に共通することの一つ目は、自分の時間を大切にしているということ。
このタイプの人は、無意味なことや目的もないことに時間を拘束されることを嫌がり、仮に拘束される時間があったとしても、拘束外の時間をしっかりと有効活用します。
例えばサラリーマンであれば、勤務時間外になってまで仕事のストレスや問題を引きずるようなことはしない。
簡単なことのようで、実際は難しいこともあるでしょう。
ですが、時間をうまく活用することが出来るようになれば、自分が興味を持つことにあてる時間も増えることになります。
それで、どんどん新しいことを発見して、どんどん新しい知恵を得ていくのです。
一方で時間をうまく使えず、実質的に24時間雇われ仕事に拘束されてしまう人は、自分が本来持っていた興味すらも、どんどん失っていきます。
二つ目は、形にあてはめられることを嫌がる。誰かに決められたルールや慣習に盲目的に従い続けることを嫌がる。
どんどん知恵を得て、どんどん幸せになっていく人は、こういう傾向があります。
ただ、ルールや慣習を徹底的に重視して、そこから外れないようにと心配しながら生きていく人の方が実際には多い。
ルールや慣習を徹底的に重視して生きる人ほど保身が強く、同じことを毎日繰り返す日々から逃れることが出来ません。
こういう人は融通が利かないことも多く、新しい発見や新しい喜びに恵まれる機会も減っていきます。
その上、ルールや慣習に盲目的に従い続けることで不幸せな気持ちになりやすくなります。
現実的に仕方ない。
そういう考え方に固執するようになっていき、目の前の現実から離れることが出来なくなっていきます。
その結果、自分とは違う価値観で生きている人を否定的に語ることが多くなっていき、否定的な考え方のサイクルに入っていきます。
それは自己肯定感を下げ続けていることに気が付かず、だんだんと不幸せになっていきやすくなるのです。
三つ目に、どんどん知恵が入ってくる人、どんどん幸せになっていく人は、人から評価を与えられることについて、気乗りしない人が多い。
それは良い評価であっても、悪い評価であっても、どちらでもあり得ることです。
そもそも、評価のルールや基準自体を嫌がっているとか、気になっているとか、賛同できないとか、今はそのタイミングではないとか、そういう思いを持ちやすいのが、どんどん知恵が入って、どんどん幸せになっていく人に共通することです。
「○○賞」に何の疑問も持たずに飛びついて大喜びする人は、評価基準やその背後にあるルールに何も疑問を持たないため、その基準外のことについては全く知恵が入ってこない傾向にあります。
また、○○賞を貰うにつれて、固定的な価値観をさらに固めていきやすいことがあります。
もちろん、その生き方を見下したり否定したりすべきものではありませんが、このタイプの人は、どんどん知恵が入ってくる人、どんどん幸せになっていく人のタイプではなく、ルールや慣習を前提にして、優越感に浸りやすいタイプになります。
社会運営上、この種の優越感に浸る層をある一定程度創出する必要はあると思いますが、優越感と劣等感にほぼ全ての人が浸るきっかけになったのが偏差値的な物の見方や価値観になります。
つまり、突き抜けた頭脳の持ち主でない限り、偏差値は全ての人を不幸へと導く性質があります。
なぜなら、単一の固定的な価値観をさらに固めやすくするためです。
四つ目に、どんどん幸せになっていく人は、優越感や劣等感を与えられる枠組み自体を好みません。
その裏にある一つの価値基準やルールに賛同出来ないことがあるのです。
つまり、固定的な価値観に縛られないため、人が完全に見落としている知恵や喜びをどんどん見出し、どんどん幸せになっていくのです。
人がバカにしていること、人が見下していること、人が見向きもしないことについても、自然体で興味を持ち、深く知ろうとするようになるため、色々な知恵を発見していくのです。
一方で、社会的に与えられた優越感や劣等感に縛り付けられている人は、その価値観を支える物の見方や考え方から離れることが出来ません。
優越感や劣等感の奴隷になってしまうのです。
よって、自分の立ち位置すらも否定するようなレベルでの客観性や視野の広さについては当然得ることが出来ず、新しい知恵にも恵まれず、ただ優越感と劣等感の世界で生きることになりやすい。
後になってバカにしていたことの価値に気が付くこともありますが、気が付いた時に知恵を追いかけても、過去にバカにされていた人々が教えてくれたりサポートしてくれたりすることは通常ありませんので、なかなか運にも恵まれませんし、前進もしません。
そもそも、自分で大して調べもせず努力もしないうちから、サポートばかりを求めるのもバカにしたり見下したりする人の特徴です。
このタイプの人は、すぐに手のひらを返して、教えて教えてとせまってきたり、反対にすぐに人を嘲笑したりバカにしたりするのです。
優越感と劣等感に縛られていることが明示されているのです。
そのような人々が生きる世界、それはただ一つの世界。不幸せな世界です。
少しでも自分を否定するような視点を持った瞬間、彼らは不安と恐怖から身構えてしまったり、誰かを否定せずにはいられなくなってしまったりするのです。
それでさらに保身が深化していきます。
五つ目に、どんどん幸せになっていく人は、金銭的な制約や金銭的な優位性にとらわれることがありません。
貧乏でも金持ちでも、どちらの場合でも金銭で動かない部分を必ず保っていることがあります。
一方で、そうではない人もいます。
つまり、メンタリティが完全に枯渇した状態で生きている人々がいるということです。
こうなると知恵の背後にあるメンタリティにも気が付くことは全くなく、知恵を得ているようでもそこにあるメンタリティについては全く受け取れていない状態になってしまいます。
そうなると、たまたま知恵を与えられたとしても、その知恵の価値も分からないまま、メンタリティが枯渇した状態で、金銭のみにとらわれていきます。
以前にも取り上げましたが、不動産投資家で暗くなっていく人にも同じことが言えます。
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また、昨今流行りのお金持ちによる金銭バラまきも同様です。
メンタリティが枯渇している人々によって行われているものですが、それに対する社会的拒否反応が小さくなってきたことがあります。
それは社会にも同様にメンタリティが枯渇していることを明示しています。
メンタリティが整った人は、必要な人にだけ金銭を授けるものですし、健全な社会はメンタリティをしっかりと維持しようとします。
この思いは保守思想にもつながる部分がありますが、現在の保守と呼ばれる人々が追いかけているものは単なるファッションであり、メンタリティではないのです。
つまり、保守ではないということです。
それが社会情勢への反応にも明示されています。
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【どんどん知恵が与えられて、どんどん幸せになっていく人の共通点】
・自分の時間を大切にしている。
・誰かに決められたルールや慣習に盲目的に従い続けることをしない。
・人から評価を与えられることについて気乗りしない人が多い。○○賞も好まない傾向がある。
・優越感や劣等感を与えられる枠組みを好まない。
・金銭的な制約や金銭的な優位性にとらわれることがない。
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