生まれつきの体力はどのように把握すべきか?

生まれつきの体力について、子どもの頃から運動神経が抜群に良いとか、いつも元気いっぱいだとか、好き嫌いなく沢山食べて身体が一番大きいとか、一番力が強い、足が速い等、色々な点から生まれつき強い体だと認識することがあると思います。

逆に頭痛持ちや、腹痛持ち、ぜんそく等の慢性的病気があれば、身体が元々強くない。元々弱いと想定することが多いでしょう。

また、アレルギー反応が出やすかったり、ワクチンの副反応が出やすかったりすることでも、身体が元々弱いと判断することが多いように思います。

ですが、本当にそうなのでしょうか。

ナチュラルな状態での基礎的な生命力の強さは簡単には分からないし、今でも定量できる方法など存在しないように思います。

あまりにも複雑な要因が絡み合っているからです。

そのような中で、身長だけが明確な傾向性を示してくれているように思います。

女性の好みが特定ゾーンに集中することによって、示されるのです。

日本人の場合、その中心は身長180cm。

この前後5cm程度のゾーンが最も日本人女性から人気があります。

この女性の選定能力以上に生命力の元々の強さを推定する有力な方法は見当たりません。

女性にモテる男子身長。

これは、高ければ高いほど良いというわけではなく、理想ゾーンがあり、いつもその中心になるのが、日本では180cm。

身体本体の強さも、身長180cmが最も強く、それ以上になっても、それ以下になっても少しずつ弱まっていく傾向がある。

このように判断することが妥当とまでは言わないけれど、一般に体が強いとか弱いといった感覚的な判断よりはマシ。

なぜなら、遺伝子に組み込まれた女性の選定能力には凄まじいデータに基付く能力があるはずだからです。

さらに、身長180cm最強説は、総合格闘技やボクシングでも裏打ちされているように思います。

身長180cmの男に女が群がる理由。一番モテる男はいつも180cm!

生まれつきの身体本体の強さを誤認してしまう根本原因

「俺は身体が強い。なぜならば、風邪一つ引かない。」

「俺は身体が強い。なぜならば、アレルギーもない。ワクチンの副反応が出たこともない。」

以上、確かに日常感覚から言えば正しいように思います。

また、この前向きな心構えが心身の調子を良くすることにもつながるはずです。

ですが、こういった事で女性がトキメキを感じたという話は聞いたことがありません。

身体には、異物に反応して迅速にその異物を吐き出したり、侵入してきた悪いウイルスと戦うためにすぐに熱を出したり、悪い空間波動や身体の悪い人間から放出されるガスを感じ取り、何らかの体調不良につなげて、すぐに逃げられるようにしたりする能力が求められます。

また、自分や自分の仲間、身内がいきなり生命を奪われるリスクを少なくするために、あえて勝利や名誉を他者に譲っていたり、自らは名前を出さないで行動していたり、目立たないように行動する知的な対処能力が要求されることもあるでしょう。

以上、身体の反応や社会での立ち振る舞いなどについて見識がなければ、単純に身体が弱い!と判断してしまうかもしれません。

生き抜く生命体としての強さ、賢明さがしっかりと備わっているだけの話かもしれないのに!!

「女性」でも同様のことが知られています。

男は女性を物理的な力の点から、弱い存在として認識することが多いと思いますが、実際には女性の方が長く生き抜く。女性の方が痛みにも強く、生命力は強い。

こういった見えていない部分に想像力が働かない人、本当の意味で勘違いしやすい人、この傾向を強く持つ男性ほど、身長180cmから離れていくのかもしれません。

身長180cmを女性が本能的に求めることを鑑みると、こういった相関も想定されます。

仕事のパフォーマンスも180cmが最も高い理由、そこから見えてくる未来の仕組み。

女性が一番求めている、つまり魅力がある!出来る男!!と本能的に無意識的に察知している身長、これが身長180cmであるとすれば、おそらく、大学入試や就職試験の選抜方法の中でも、身長180cmにどれだけ近いかで判断するのがシンプルで一番正しい可能性がある。

我々男社会が考えた選抜方法よりも、ほとんど全ての女性が無意識的に行っている選抜方法の方が優秀だと思われます。

人類が磨き続けてきた選定能力が集約されているからです。

つまり、だいたい同じような教育を受けてきたのであれば、あとは、身長180cmにどれだけ近いかで選抜した方が賢いことになります。

大学入試ではセンター試験の後は、身長検査をして終了!

この総合点で希望する大学に入れるようにすれば道を整えることも考えられる。

割合としてはセンター試験100点満点、身長検査800点満点。

こうなれば、よく眠ることも推奨されることになるでしょう。

このような視点から言えば、今の選抜方法では勉強だけできれば、身長のかなり低い人物でも優秀な大学には入れてしまっていることになります。

これは女性的選抜方法ではないでしょう。もちろん、女性といっても色々いるので、全体的傾向の話にはなりますが。

この女性的な視点がないことが官僚制を衰退させる原因になっている可能性もあるでしょう。また、大学教育や大学の研究力衰退にも関係している可能性があります。

笑ってしまうようなこと、まさか!と思うことが、実は国の衰退に関係している可能性があるのです。

実際、周囲を見渡してみてどうでしょうか?

気が付けば、身長に低い人ばかりが集まって一生懸命に頑張っているなんてことはありませんか?

そもそも、家柄や富裕層を優遇することもありだと思うし、既に社会としてはこれを受け入れている以上、身長でも当たり前のように優遇すべきでしょう。

もちろん、勉強だけは日本トップレベル、オリンピックレベルでスゴイ!なんて存在は別途選抜すべきです。

プロ野球選手、各スポーツのオリンピック選手等、運動能力による選抜人数はそんなに多くない。社会として持ち上げるのは、勉強上がりも同レベルで良いのです。

大して勉強が得意でもなかったはずなのに、役に立たないガリ勉の末に偏差値50~60とかの国立大学やブランド私立に行って勘違いさせてしまう今の社会の仕組みは、国が衰退している以上、もう終わらせた方が良いでしょう。

そのような評価に価値観を寄せることについては役割を終えたと、国家状況が伝えているのではないでしょうか。

沢山の知識を人に集積して勝負していた時代なら良かったと思いますが、もうそういった時代は終わりました。

この土台の上で、それぞれが最高のパフォーマンスを発揮してもらう時代です。

もちろん、その中で暗記試験や団体競技が大好き!という人もあって良いのです。

単に、そこにだけ人を集約させる仕組みを終わらせるべきだということです。

今は、野球選手で言えば、甲子園にも全く出られない層。全く注目もされる要素もない人材をエリートとして社会で持ち上げている状態です。

その内容をよく見ると、小さな頃から一生懸命勉強を頑張らせた家庭環境の中では、一番勉強が出来ない部類というオチが待っている可能性もあります。

センスもなく、特別な才能もないのに、社会としては決められた勉強に合わせることが出来た人材にある程度の価値があった時代が続いていたわけですが、少なくとももうかなり前にそんな時代は終わりですよ!という状況になっているはずです。

悲惨なことに、このような存在に今でもエリート意識を持たせてあげている現実があるためギャップが生じているのです。

このギャップを、就職後に多額の奨学金返済という形で埋め合わせなければいけない人もいます。

こんなことがまともに続くわけがない。

参考:学歴と年収の現実をチェック

甲子園球児は、ほとんどプロに行けません。

今年2022年夏に、甲子園で準優勝した下関国際でさえ資金難で苦労しながら硬式野球部を運営しています。

あれだけ夢と希望と元気を全国の少年、野球ファンに与えた存在ですら、評価されにくい社会になっている背景には、社会の歪み、無理があるわけです。

彼らは、大学入試で言えば東大理三レベルです。

女性性の時代に合わせて、いくつもの評価軸で選抜するための準備が必要になってくるでしょう。

入試で無理をさせない。大学でもくだらない試験で無理をさせず、自分の好きな勉強に打ち込み、しっかりと勉強の過程、教育の過程、教育の質が重視されて、それぞれの能力が最大限に発揮される仕掛けや協力関係の設計が求められています。

そうすれば、今は特別に優れた才能がないと思われていたような人物でも、それぞれに輝くものが出てくるはずです。

また、大学等の単位制は分かりやすく便利な反面、ファッション性を帯びるため、この点についての見直しも必要でしょう。

ファッション保守の原点は、ここにあるのかもしれません。

それから、オンライン教育を充実させれば東京とか地方とかの議論は、教育環境の点では時代遅れでしょう。地方の小学生でもオンラインで大学教育にアクセス出来るようにすべきです。

一つの評価軸で本当に社会として持ち上げるのは、甲子園に出てくる選手くらいの規模感で十分だと思います。

実際、野球選手では、そこに出てもほとんどプロには行けません。

それから、公務員が少ないというが、無駄な仕事を増やし続けたら、そりゃ全然足りない、完全に少ない。そうなるでしょう。

世界一のデジタル国家となり、公務員を今の10分の1にすれば巨大な財源が生まれます。

そうなれば、今よりも手厚い給付が実現できます。つまり上質なサポートも得られるわけです。

無駄な仕事をしていた公務員で外貨を稼ぐことをすれば良いでしょう。

システムはなるべく統合してスマートかつ効率的にすべきで、各自治体の個別独自システムは完全廃止、給付等の仕組みも全てスマートにした方がより豊かな分配を実現できるでしょう。

障がい者向けのサポートも効率化すれば、今より格段に充実させることが出来るはずです。

今の公務員は起業、IT、農業・漁業・教育等もっと生産的なこと、金を稼ぐことに使うことが求められます。

このまま公務員が足りない!などという話を真に受けていたら、国が潰れるわw

その上、労働者が足りない!だから、海外から安い人材を!!なんて、無い無い無い無い!といつまでやるつもりなのでしょうか。

甘ったれたお坊ちゃんとお嬢ちゃんに鉄杭を下せ!とはここでも言えるのです。

教育や年金制度、税制も含めて、巨大な改革を行わなければいけないけれども、そのための国家の形、国の仕組みについての話が政治家や官僚、学者から全く出てこない。

出こないのではなく、無い。そもそも、そういった問題意識が全く無い。

抽象的な空間からはかけ離れた思考空間で生きているので、現実離れしていると思っているのでしょう。

現実は巨大改革を求めています。今の仕組みは申し訳ないけれど、国家全体のために一度ぶっ壊さざるを得ない!

具体案とともに、こういった事をしっかりと伝えられる政治家や官僚、学者は出てくるのでしょうか。

時代は30年以上待っているようですが、今も全く見当たりません。

関連:第3次世界大戦と石原慎太郎 地球に求められていること

身長180cmと女性性の時代

現状の衰退は試験だけ出来れば合格組を優遇し続けた結果です。

女性性をもっと重視していたら、こんなことにはならなかったはずです。

女性性の時代に特に合わせることが出来ていない日本にとっては、今後も苦難の連続が予想されます。

まず、身長180cm選抜からでも良いでしょう。はじめるべきです。

それから、女性性の時代といえば、競争から協調へという点。

天皇については、男系男子から女系女子継承への転換時期となりますので、この点についても準備が必要でしょう。

具体的には、世界的金融資本が揃って協調段階に入ったという時期が想定されます。

これは金融所得課税50%以上が目印になるでしょう。

人類が大きな転換点を迎えるのです。

大きな構造改革、巨大な変革が出来ないのも女性性から社会が離れすぎているためです。

男は勇敢に見えますが、実は女性よりも臆病者で痛みにも弱い。

その男たちでは目先の保身ばかり、セコイ考えばかり横行してしまい、村社会のような貧しい発想になり、仲間とだけ生きていければいいや!みたいな考えに陥り、大規模改革など出来ないのです。

10年単位、100年単位の変革においては男でも耐えられますが、1000年単位の大規模変革を伴う痛みと反発による恐怖に、大人たちの言う通りの通常道を歩んできたような男子では耐えられないでしょう。

やはり女性の力が重要になるのです。

女性の最大の不安や恐怖は男性から選ばれないことですが、大きな変革や環境変化には男性より強い。

そうやってバランスがうまく取れているのです。