常に美しくあり続けるもの

常に美しくあり続けるものを探したとて、それらを一度手に入れてしまえば、その美は日常の中に取り込まれて、次第に美しいと感じる度合いは弱くなっていきます。

全ての物にそれは当てはまるのですが、人の場合はどうでしょうか。

人を美しいと感じたとしても、歳を取っていけば醜くなっていくと一般的には感じられるのかもしれません。

ですが、人の場合は、日々成長することが可能です。

深遠なる思想は外見にも表れていきます。

どの人の日常とも少し異なった日常を送っており常に穏やかで落ち着いている姿は人生経験を重ねる過程で、様になっていくものです。

常に美しくありたいという気持ちは、思想から変わるということ。

人間が変わっていくということにつながります。

その変化によって、思想は次第に深みを増し、精神の落ち着きは態度や行動、発言にも表れてくるのです。

年を重ねても美しくあり続けるということは、自分の内面についての学習を怠らない人に与えられるものなのです。

常に美しく、次第に美しさが増していくという特性は、動物の中で、人間だけが保有する特別な性質なのです。

その美しさは、もちろん全ての人に認知されることがないことも当然の事ながら、出てくるのです。

ですが、深遠なる美は自然の前で、そして感性の優れた人の前では隠すことが出来ません。

Ｍ宝石店

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