物販初心者がヤフオク、メルカリ、ラクマを使って個人ビジネスをする際の注意点

ヤフオク、メルカリ、ラクマ等の物販ビジネスで個人の稼ぎが伸びない理由

ヤフオクやメルカリ、ラクマで物販系ビジネスをはじめると意外にすぐに稼げることに気が付くと思います。

稼げるネタは結構転がっています。

でも、実際にやってみると簡単には大きく稼げない!(笑)って感じると思います。

たぶんですけどね。

その原因はやった人なら分かると思いますが、「時間コスト」がすぐにふり切ってしまうところにあります。

だから、仕入れについてもツールを使って、アマゾン倉庫へそのままINして発送作業もアマゾンにお金を払って・・・なんてやっている人の考え方がかなり大事だと実感します。

いかに作業を効率化するか。

この点を徹底的に追及しておかないと、結構すぐに厳しくなります。

時間さえあれば稼げるネタはあっても、身動きの取れない状態になってしまうのです。

だから、時間がかかっている部分を洗い出して、徹底的に効率化を考え続けるべきです。

おそらく、個人物販で行き詰るポイントは効率化の難易度にあると思います。

効率化は分かる。

でも、そうは言っても・・・という気持ちも分かります。いきなり全部を効率化はちょっと現実的じゃないですね。

初心者の物販作業の効率化への道筋と注意点

ビジネスの基本は、まずはビジネスになりそうかどうか、小さなビジネスでもいいからちゃんと利益を出し続けることが出来るかどうか、この点をチェックするために小さく始めなければいけません。

いきなり、何も分からないのにドカッ!と資金をつぎ込むなんてことはダメですね。

ビジネスとしてやる限り、小さく始める!これはやっぱり鉄則です。ここはさすがに動かせない。

効率化も大事ですが、効率化するために大きく始めるとはなりません。

この時点だと効率化よりも必要な作業の洗い出しや、実際に売上が立つかどうか、その頻度のチェック(需要量チェック)。ここが重要ポイントになると思います。

ここをクリアできたら、「ドカッ」と資金を突っ込んだいったらいいじゃん!って思いますよね。

でも、これもビジネス内容次第だと思います。

物流とか商品開発とか仕入れから発送までのノウハウ面が不足している場合にキャパを超えたやり方をすると、一気にどこかがボトルネックになってしまい、思ったような売上につながらなくなってしまうリスクが増えてしまいます。

だから、一気にお金をつぎ込みにいくときは、かなりシンプルな単純転売に限定すべきと思います。

見込みにブレが少ないビジネスです。

それ以外なら、作業の効率化や、これに必要な設備などへの投資を進めつつ取り扱い金額の規模を少しずつ大きくしていくしかないかなと思います。

これが個人がリスクを小さくして物販ビジネスをする道だと思います。

売上金額をそのまま仕入れと、設備投資にあてていく感じですね。

この時点で少しだけ儲かったから、美味しいものでも食べようとかいう考えだと終わりますね。えぇ、ここは注意です。

入ってきたお金はスグに投資に回さないとダメです。

この点は当たり前のことなんですけど、事業感覚で仕事を捉えていない人は意外に分からなかったりします。

ちょっと驚きですが、そういう人って普通にいます。

何時間働いたから、これだけの金額は欲しいという感覚が残っている人です。

自分の事業を立ち上げていくときにも、雇われ感覚なわけです。

おそらく、こういう感覚を脱することが出来ないためにすぐに廃業に追い込まれている人は常に一定割合存在しているはずです。

自分がこういう感覚だと思った人は、本当にヤバいと思った方がいいです。

その感覚を捨てて、雇われ仕事でなく、社会に価値提供する仕組みが出来上がって成果だと思わないといけないです。

この点は注意点というより、絶対死守しないと事業が終わるポイントです。

効率化を進めることが出来たら、次が一気に拡大です。

個人の物販事業を一気に拡大するときの注意点

小さくはじめて、少しずつ効率化しつつ取り扱い金額も上げて、それから一気に拡大させるフェーズに入ります。

この時に「余力」がかなりある状態でないといけないと思います。

一気に拡大させるわけなので、かなり余力がないと、耐えられないからです。(因みに私の例で言うと、色々なトラブルがありつつも何とかそれもクリアして、今この段階にいますが、1日に1時間も物販ビジネスに時間を充ててないです。30分も充てない日の方が多い。かなり余力がある状態を保っています。あえて、今はそういう感じにしています。)

この時点で効率化の成果が一気に効いてきますので、ほんの些細な作業でも省いて効率化できるなら、すぐにしておくべきと思っています。

例えば10分の作業でも、それを100回繰り返したら、1000分です。

だから1分でも短縮できるなら、それは対応して積み上げておくべきです。

1分ですら、100回で100分。

こういう細かな効率化を徹底できるかが個人事業でも生死を分けることになると思います。

時間は事業でも本当に大切です。

お金と一緒です。時間の無駄を出し続ければ損失を出し続けていることと同じように考えるべきです。

効率化して省力化する。

ビジネス拡大フェーズに入っても、拡大に伴って、さらに効率化できる部分が出てくることもあると思います。

そういった点は最優先で効率化するべきです。そこを忘れないように注意すべきですね。

関連記事:ロスカットイズム 絶対成功への思考法

ヤフオク、メルカリ、ラクマでのコミュニケーションを効率化するコツ

取り扱っている商品などによって、発生する頻度のあるコミュニケーションは違うと思うのですが、ネット物販では出来る限り個別コミュニケーションを取る必要が無いようにすべきです。

プロフィール欄などを使って、あらかじめ伝えておくべきことを書いておくことも大事です。

かといって、挨拶がないのはダメだと思うで、簡単な挨拶と到着して評価する際の挨拶などは色々なフォーマットを用意して運用するべきです。

そうやって運用を続けていても、突如として変わった人とのコミュニケーションが必要になる場合があります。

そういった人との対応もノウハウ蓄積して前に進めるべきです。

ノウハウを蓄積していくことを忘れずに!(テキストなどにまとめていきましょうね。)

それから、個別対応は基本的にしないこと!です。

ビジネスとしてヤフオクとかメルカリ、ラクマを活用するなら、これは絶対です。

個別対応をはじめるなら、それに見合うだけの取引額が必要です。

ハッキリ言って、数千円単位の取引で時間のかかる個別対応をしていたら、商売としては成り立たないと思いますよ。

数千円の商品から商品原価や梱包代金、配送料を差し引くと、いくらになるでしょうか。

さらに実際には労働コストがかかるわけです。

個人だからといっても、数と効率の論理は忘れちゃいけないです。

ニッチを攻めるにしても、この論理は絶対的な存在です。

そんな状況下で、さらに個別の小さな取引のために電話で長々とやり取りなんてしていたら、ハッキリ言って趣味の世界です。

趣味は楽しいし、それはそれでやるなら良いと思います。

ですが、ビジネスとして取り組みたいとか、稼いでいきたいとかなら、コミュニケーション部分も徹底的に効率化するべきです。

逆にコミュニケーションを取って情報を得たい場合などは、それはそれで別で考えるべきです。

平素のコミュニケーションを長くして情報を得るなんてことを考えない方がいいです。

せっかく、ヤフオクやメルカリやラクマといった効率を突き詰めたインフラが整ってきたのに使う側が非効率思考のままでは、インフラ価値を得ていないことになります。

また、匿名配送サービスがヤフオクやメルカリ、ラクマでも可能ですが、この匿名取引についても、せっかく安心安全な取引環境が出来たにもかかわらず、自らその環境をコミュニケーションの最中に放棄してしまう人もいます。

効率化は絶対です!

手に入れた効率が匿名であるなら、その効率を簡単に手放してはダメです。

効率の維持は、1回の取引なんかよりもずっと大きな価値があるからです。

関連記事:ヤフオク、メルカリ、ラクマの匿名配送が匿名個人を不労所得生活へ導く
関連記事:匿名とアクセスアップの関係性

※フリマから本業物販を見据えている人だけに  フリママップ