ラクマが楽天経済圏の出口戦略として一番使われるようになる理由

ラクマが楽天経済圏の出口

楽天経済圏の成長は国民生活のクオリティを底上げする

ラクマはフリマアプリの中だと出遅れ感がありますが、楽天経済圏の成長とともに使われるようになってきていますね。

手数料の安さもありますが、楽天経済圏で生活する人にとって一番メリットが得られるフリマアプリですから当然と言えば当然でしょうね。

楽天経済圏の今後はどうなの?って話もあると思いますが、楽天は今後も成長し続けるはずです。

しかも、どこかのタイミングで成長速度もさらに加速するはずです。

そのためには物流面でのインフラ整備が重要と思います。

通信だけでなく、物品面でもさらにネットの恩恵を全国に行き渡らせる役割が楽天にはあると思います。

そんな中で、実店舗を構えて今後も成長が見込める企業はかなり限定的になるはずです。

そこには「安さ」における追求がないといけない。地域に密着していないといけない。

業務効率化に対応していないといけない。

経営者としての能力が問われているタイミングになっていると思います。

街のスーパーを調査すれば既に明確な違いが出ています。

あぁ、ここはヤバイねぇ!というお店は何度か行けば明確になります。

逆に、ここにはネットを使っても勝てないね!というスーパーもあります。

今、その違いがかなり色濃くなってきています。

ネットに敗北する企業と勝利し続ける企業が明確に分かれつつあるということです。

リアル店舗の品質レベルが上がり、国民のネット利用も拡大、国民により多くの富が還元されるようになります。

そのための環境が整備されていくことは、資本主義の良い面が機能しているということだと思います。

一方で、そもそも品質の悪い店舗しかないような地域は地域ごと沈んでいくはずです。

そのような地域を見つけて出店を計画する企業もあると思いますが、ある程度の需要量や、出店エリアにおける事業視点でのメリットがないなら、スルーされてしまうでしょうね。

そうなってもネット恩恵を受けられれば良いかもしれませんが、現実的には過疎化が進み、サービス品質も落ち、衰退していくことが多くなっていくはずです。

こういう地域は一足先に一戸建てなどの中古物件価格に本当の値段が付くようになっていくことが見込まれます。

本当の値段とは「0円」みたいな物件です。取り壊し費用などについても考えれば0円でも高いくらい。

そういう物件が多くなってくるほどに、不便を承知で地方移住、田舎暮らしを考える人も増えるはずです。

このこと自体は良い事だと思います。本来の価値基準に基づいて選択できるようになるわけなのでね。

でも、移住しても既に衰退している地域。都会に比べると本当に何もない田舎だなと思う地域。

そういうところで生活するためにはネットで色々な経済生活が網羅出来ないといけない。

で、人間の色々な活動を一番網羅しているネット企業が日本だと今のところ楽天になります。

その次はどこか?と考えると、楽天のかなり後方にヤフーとかメルカリがある感じです。

国民の経済生活における網羅性という点から考えれば、かなり差があります。

つまり、楽天は日本の未来にとって既に欠かせない企業だということです。




ラクマと楽天を楽天経済圏から捉えたときの印象

楽天がコケれば日本がコケる。そういう感じになっていくはずです。既にそうなっているのかもしれない。

国家総動員で楽天を大事にしないと本当に国ごと沈没するようなことになるのではないでしょうか。

楽天のような企業がギリギリあって良かったねというところです。

既に衰退した地域でも新品を購入して、中古品を売るみたいなことは沢山出てくることでしょう。

実際、田舎だと不用品はシェアされています。

でも、衰退してそういうインフラがない地域もある。だけど「ラクマ」はある!ラクマ出品すればお金になるものもある!

売れれば、新品購入へのステップにもなります。これが繰り返されて新しい経済活動のサイクルが生じ始めます。

そんな中で、楽天の株主になれば、配当金も貰えるし、楽天で買い物をする時に使えるポイントクーポンも貰える。

その他の特典もある。

さらに楽天証券で株式トレードすれば、ポイント還元されてしまうみたいなサイクル。

そのポイントを利用して買い物するだけでなく、楽天カードも併せて使って買い物すればさらに上乗せしてポイントを得ることができる。

楽天カードを楽天ゴールドカードに切り替えれば、さらに上乗せポイントが追加されていく。

そのポイントを利用して楽天で買い物した後は、その商品を使うことになりますが、しばらく使って新型の商品が出たら、古くなった商品をラクマで売って、新品を買うみたいな感じのサイクルです。

最後の出口まで経済圏として網羅しているところがスゴイ。

しかも、このラクマ利用は基本的に個人間取引になるわけですが、その時にも安心して取引が出来る。

匿名で取引ができる。個人情報なんか明かす必要もない。

これは本当に便利だと思います。

今、ヤフオクやメルカリとラクマの違いを見ると、ラクマはフリマアプリ単体としては出遅れている感じがしますけど、経済圏全体での位置付けとしては一番希望がある位置に付けていると思います。

一番希望があるというか、経済圏という点で考えればラクマしかない。

ラクマしかありえない。だから、ラクマはもっと使われるようになるはずです。

楽天経済圏をおさえておかないと損すると気が付いている人が、そのうち気が付くことになること。

それがヤフオクやメルカリより、ラクマだということです。

なぜラクマじゃないのか?という視点を持つ人が増えて、ある一定数を超えるようになると一気にヤフオクやメルカリからラクマへの移動が始めると思います。

この秋から携帯電話事業にも乗り出す楽天ですが、そこでもさらに国民に価値を提供することを考えれば、本当に国民に巨大な良い影響を与える経済主体、巨大インフルエンサーになっていると思います。

楽天のおかげで大手3社の携帯電話料金がすでに下がり始めています。

国の経済政策よりも、楽天という企業単体の力の方が国民の暮らしに明確に大きな良い影響を与えたということだと思います。

楽天が動いたから国が動いた。そういう状況です。

ただ、楽天のように社会にとって良い方向に努力する企業だけではないです。

経営者の志で方向性が決まるので、注意しないといけない部分があります。

世の中には、逆の方向に力を加える経営者もいるということです。

そういう点で真っ先に思い出す有名経営者はいますでしょうか?




ネット起業家などで楽天をこき下ろす人が多かった理由

成長期には色々な問題が生じます。

楽天は今も成長の真っただ中にあるため、今後も色々な問題が出てくるかもしれません。

ですが、ネット企業として1回目の車輪を回すような段階は既に超えています。

つまり、これからは加速が続くということです。

そういう楽天を見て、楽天はダメだとかブラックだとか、楽天はもう終わったみたいなことなど楽天についてのマイナス面を特に発信するネット起業家のような人たちがいるようです。

その理由を見るとアマゾンと比較して、その一部を取り上げてダメだとか、楽天ECの特定機能がイケてなさすぎるとか、楽天元社員の体験談なんかを取り上げてダメだとか、そういうレベルの情報しかないですね。

単なる「妬み」です。それからアクセス集めです。

楽天はビジネスの王道を通って成功した国内ネット企業で一番成功していると思います。

その背景には拝金主義にならなかったこと、価値提供を常に考えて行動したこと、良い所はスグに取り入れていったことがあると思います。

多くのネット起業家が拝金主義的な発想でイケイケ感がかなりある中で、上場後もお調子に乗って違法な事に手を染めたために逮捕されたような起業家もいましたが、楽天はそういう基本性質に一切関与しなかった。

そういう誠実な基本姿勢が経営においては大事であることを証明したと思います。

その成功の様子を見て、妬むような姿勢だけは取らないで欲しいと思いますね。

特にこれから大きな成長が見込まれるような若い世代の人には。

楽天に敗北した過去の起業家と一緒になって文句なんか言わない方が良いということです。

楽天と今から勝負しても勝てるわけないです。

楽天と勝負するなら20年前には少なくとも出てこなきゃいけなかったと思います。

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※フリマから本業物販を見据えている人だけに  フリママップ