人生はお金ではないよオジサンが増加してる理由

人生はお金ではない?

人生はお金ではない!を真に受けたらダメ

「人生はお金じゃない。」

 

こういうことを言う人って結構います。

 

社会不安が強くなってきたり、貧富の差が拡大してきたり、お金についての不平等感みたいなものが強くなってきたりするときほど、多く発せられるようになります。

 

お金を持っている人が発することの方が多いですね。

 

「人生はお金じゃない。」

 

こんなことを言われても、何だよそれ?お前は金持ってるだろ?みたいに思うのが当然。当たり前ですね。

 

ただ、実際に人生はお金だけじゃないです。

 

でも、日常生活を見回したら、ほとんどの行為にお金が関係しています。

 

お金のあることを前提にしています。

 

だから、人生はほぼお金です。でも全部がお金ってわけじゃない。

 

そういうことです。

 

人生をお金から遠くするなら、社会全体でベーシックインカム的なことを実現させないといけない。

 

そうしたら、人生はほぼお金!状態から、人生にはお金が大切!みたいな状態にはなると思います。

 

お金の点で、メンタル的な圧迫感が無くなる感じですね。

 

人によって、ほとんど無くなるかもしれない。

 

そういう生き方も出来るようになるはずです。

 

でも、今は違いますね。

 

だから、人生はほぼお金!みたいな状態です。

 

これで貧富の差が拡大したり、世代間格差が拡大したりすると何がマズいのか?

 

お金を持っている層の安定感が無くなっていくんですよね。

 

だから、ヤバイ!と思って保身が強くなり、人生はお金じゃない!なんて言い出す。

 

日本ではこのヤバイ状況がもう止められない状態になっていると思います。

 

高齢者が自分たちの保身のために自分たちで作り上げた仕組みが、歳を取るほど自分たちを苦しめるようになっていくはずです。

 

人生金なんだよ!って思っている若い世代のモラルがバンバン壊れていくことが予想されます。

 

こういう状況はヤバイよね!ってことで年金問題に取り組んだり、ベーシックインカムなどについてしっかりと議論するようになったり、そういうことが求められているわけですが、自分たちとは無関係だから、どうでもいいことになってる感じがしますね。

 

それに統計不正なんかを国でしているような状況なので、そもそも問題意識のレベルが何十年も遅れたまま、それを処理することで精一杯といった感じです。

 

そういう状況から察すると、たぶんこの国はこのままの路線から外れない。

 

国家全体の衰退を感じます。

 

「人生はお金じゃない。」オジサンは、それでも何とか理屈を付けて人生は金じゃないんだ!と教え込もうとするかもしれません。

 

自分たちが生きている間はそう思ってもらわないと困るわけです。

 

本当に不利な状況に追い込まれるリスクがあるわけです。

 

だから、必死に「人生はお金ではない!」って主張することになると思いますが、騙されてはいけません。

 

その理屈は完全に間違っています。

 

ハイパーインフレなどになって、お金が紙くずレベルの状態にならない限り、間違っています。

 

お金を使って、人が一生懸命に作ったり用意してくれたり、育ててくれたようなものを買えるのです。

 

そういう環境が継続している限り、お金って大切です。お金は大切にしないといけない。

 

破いたりしたらダメ。

 

お金については、ちゃんと考えた生活をしないとダメ!ってことです。

 

人生は金だろ!ってガツガツしてるくらいでいい。止まるくらいなら。

我々世代が考慮しておかないといけないことは、問題の保身世代が動けなくなった後のことだと思います。

 

その時のために色々なことを考えておかないといけない。

 

知性の劣化によって、このような状況に陥ってしまっていることは間違いないです。

 

で、その知性の劣化の問題を人間は理屈では分からない。

 

自分で体験しないと分からないのです。多くの人が賢くないから。

 

だから、人間社会は常に体験して改善するって行為、苦難の道を歩み続ける道の中にいます。

 

いつの時代もそうです。

 

個人は違っても社会はそうだということです。

 

だから、個人は待つしかない。勝てる方法を持っていない限り。

 

個人で出来ることは、先回りしておくことですね。

 

社会が潜在的に求めていることを考えておくこと。これが重要だと思います。

 

それから、ガツガツお金を求めて働くことですね。

 

安い仕事はしない。

 

少しでも高い給料を出してくれるところがあるなら、そっちに移る。

 

もちろん、長期視点も忘れたらダメですけどね。

 

そんな感じで人手不足が深刻化していくと、ホームヘルパーの時給3万円とかもしかしたら出てくるかもしれないです。

 

でも、そういう未来よりは外国人の移民を沢山いれてサービス品質を落としていくかも。

 

どちらに向かっているかといえば、低賃金維持のために外国人を大量に入れようという流れです。今のところ。

 

賃金は低賃金のままを維持したいということです。

 

そんな中で、人生はお金ではない!なんて言っているわけです。

 

自分の受け取り分のことしか見えなくなっているオジサンが増えていますね。

 

本格的に国が貧しくなってきたなぁ・・・と、そういう感じです。

 

そういう思想空間から抜け出して、我々はもっと先に行かないといけない。

 

そのためには「人生金だよ、バーカ。」と言って、振り切っている人の方が社会への貢献度は高いかもしれないです。

 

人生お金じゃないんだ、そうなんだと真に受けてしまって、その場で立ちすくむ人よりは。

 

実際、人生にはお金が超重要!と思っているから副業の話題とかが出ているわけですよね。

 

アフィリエイトとかアドセンスとか物販とか、投資とかトレードとか、全部そうです。

 

お金じゃない!なんて考えではそもそもうまくいかないと思います。

 

お金は超大切!と思って、コツコツ作業や活動を進めましょう。