個人ビジネスで成功する人が投資や資産運用でも成功する理由
目次
個人はビジネスでも投資でも、全てで失敗している現状について
個人事業を立ち上げようと考えたことのある人は、お金儲けの方法に興味のある人。
そういう人が当然多い。
だから、投資とか資産運用にも当然興味がある人が多い。
で、そういう人の多くが個人ビジネスでうまくいきません。
それから、株式投資やFXなどでもうまくいきません
お金儲け周辺で活動する全てのことでうまくいきません。
ですが、中にはうまくいく人もいます。
全部うまくいってしまう人もいます。
でも、本当に一部です。ほんの一つまみ程度の人しかうまくいきません。
そこには明確な理由があります。
今回はそのことについて書きたいと思います。
個人がビジネスでも投資でもほぼ失敗する理由
まず結論ですが、これは「勤勉」さにあります。
日本人は特に勤勉だと思います。
それから「和」を大切にします。
空気を読むことを大切にします。
常に周囲の目を気にします。
協調性が非常に大事だと思っています。
他人に迷惑をかけなければ、何でも自由にして良いという考え方にも、No!だと考える若者が多いことが客観的なデータから明示されるようになっています。
そういう民族だってことです。良い悪いはとりあえず今回は関係ないです。
そういう事実があります。
そういう考え方をするとどうなるか?
投資でもビジネスでも不利になってしまう場面が多くなります。
例えばビジネスでも誰かに教えてもらおうとします。
勤勉に学ぼうとするのです。
それから、周囲がやっているようなことを自分もやろうとします。
そうなると、その時点で突き抜けるようなことは難しくなります。
突出した成功の可能性が小さくなるってことです。
しかも、誰かの仕組みの中に入っていくことになることも多くなります。
誰かの仕組み、それは誰かのお金儲けの仕組みってことです。
株式投資とかトレードとかでもそう。
誰かが買っている銘柄が欲しくなったり、誰かが推奨している銘柄が欲しくなったりします。
もし、強い存在が近くにいて、あなたが買った後に資金を突っ込んで株価上昇に貢献してくれるなら、それは確実性が高いでしょう。
でも、そうではないですよね。そんなことがある人は本当にラッキーだと思います。
本を買って袋とじの推奨銘柄を見て、あ!これいいな!なんて思って買ったり、メールマガジンとか投資塾とかオンラインサロンとか色々と最近はあるようですが、そういうところで推奨されている銘柄を買おうとしたりするわけです。
そうなるともう遅れている状態。
一つも二つも遅れている。
学校的な勤勉さ、人から一から十まで教えてもらうことは、お金儲けには向かないということです。
お金儲けを学ぶ際に必要なこと
本当にお金儲けを教えてくれる人を選ぶ際には、まず何よりも結果が伴っている必要があります。
自分の結果が伴わなければ、意味ないです。
仮に、教えてくれている人が凄い人でも同様です。
あなたにプラスにならないと意味がない。
それを考慮すると教える側も簡単には教えられないことになります。
行動まで含めてちゃんと伝わって、正しく伝えることが出来るからです。
良い情報だと思っても、相手にとって良い情報として機能するかは分からないということもあります。
それぞれに色々な制限の中で活動しているからです。
だから、結果をちゃんと見ないといけない。自分にとってどうなのかという点です。
基本的にはヒントをバラまいている人の言うことを参考にしながら、考えながら進めるしかないです。
そうしないと結局、自分にとってマイナスになってしまうことが多いはずです。
良い情報ですら受け取れないことが多いはずです。
良い情報でも、今の自分の状況では取れない選択肢だったりするからです。
で、自分視点を無視して、そういう選択肢を採用してしまったら、マイナスになることが多いはずです。
メンタル面も含めてコントロール不能になり、意味の分からないところで事業を終了させることになるのです。
こういうことはビジネスだけでなく投資とかトレードなど、全てで起こります。
だから、自分の結果が大事。それが全てです。それが伴っていないなら無意味です。
そういうことまで含めてお金儲けの塾などをしている人はいないと思います。
真面目にやる限り、全責任を負う!なんて人はいないのです。
でも、本当はこれくらいの覚悟がないとお金を取ってお金儲けなんて教えるレベルに達していないと私は思います。
つまり、それをするだけの実力が無いってことです。
だから実力がある人は、そもそもそういうことはしません。
まず自分が稼ごうと思っているところからスタートしているお金儲け塾しかないということです。
もし、そういうところに参加するなら、そこを考慮しておいた方が良いです。
実際、私自身もこれまで色々な情報を得てきましたが、最終的に本物だなと思った人は具体的な稼ぎ方を教えてくれた人ではないですね。
具体的な稼ぎ方を教えてくれたらいいのに!って思いますよね?
でも、ビジネスでそれがあるなら、結局うまくいかなくなるはずです。
そういう程度のものだから、具体的に教えてくれるのです。
これは超重要なポイントです。
具体的な稼ぎ方を教えてくれたらいいのに!って思ったままの人はビジネスでは、ほぼ失敗するってことです。
自分で稼ぐ思考が出来ていないからです。この背景に他人から学ぶ勤勉さがあります。
自分で稼ぎを引っ張ってくる考え方に転換しないといけない。
これが絶対に必要です。
サラリーマンが個人ビジネスでも投資でも失敗する理由
サラリーマンとしてうまく会社で立ち回っているような人はお金持ちにはなれない人が多いと思います。
自分で稼ぐ思考力がないのに、他人から学ぶ勤勉さについては秀でているからです。
他人からまず教えてもらおうとする人が多いってことです。
この勤勉さによって騙される人が多くなります。
そんな中、サラリーマンから脱出して何とか個人で動けるようにしたいという場合には、絶対に必要なことがあると思います。
それが「自己否定」です。
他人から教えてもらおうとする考え方を突き進んでいくと他人のお金儲けの仕組みに入ることになります。
それでもリターンの得られるような塾などがあることは否定しません。
親切に教えてくれる人もいるかもしれません。
でも、ビジネスの原則から考えれば、それでぶっちぎりの結果につながることはほぼ無いはずです。
自分の思考で仕組みを考えた上で、周囲の人たちのやっていることを参考にすべきで、その人たちから一から十まで教えてもらってお金儲けをしようとした瞬間に失敗が始まっているということです。
こういうことは大学から新卒で入ってきた学生なんかと接すると、本当によく感じることです。
誰かがキチンと自分たちに教えてくれるもんだと思い込んでいるのです。
もちろん、色々な教育プログラムや教育環境を用意することもあるわけですが、社会の実際は自分からどんどん学ぶ!これしかない。
それが出来ないと常に出遅れてしまう現実があるわけです。
でも、学生は誰かが教えてくれるはずだ!という思考になっていて、会社でも自分で一からのビジネスを考えるなんてことはない。
その状態のまま過ごしている人は、個人ビジネスとか投資の世界では、赤ちゃん状態になります。そういう力しかないと思った方がいいです。
本当にハイハイしている状態。40歳とか50歳とか60歳とかでも同様です。
会社では課長とか部長とか、そういうクラスにいる人でも、赤ちゃんハイハイしてるレベルだってことです。
こういうレベルなんだということにまずは気が付かないとダメだと思います。
それに気が付いていないから、普通に失敗したまま終わるわけです。
これだけの時間働いたから、この報酬を受け取れた。
そういう感覚が残っている限り、事業はそんな簡単にうまくいかないと教えられていたとしても、まず精神が耐えられない。
どこかのタイミングで動けなくなるはずです。
だから、自己否定が必要です。
これまでの成果の全てを無価値として受け入れるくらいの自己否定が必須です。
そんなことを受け入れることが出来る人は、どれくらい存在するのでしょうか?
一流大学を出て、良い会社に入って課長とか部長とかにまでなって、赤ちゃんハイハイレベルだってことを受け入れられますか?
まず精神が耐えられない人が多いと思います。
30代でもほぼ無理だと思います。
ここにサラリーマンの多くが個人ビジネスで失敗する理由があります。
投資でも同様です。
逆に、これを乗り越えて継続することが出来たら、結果につながるということです。
そうなると自分の頭で考えて行動するようになっていることになります。
自分の頭で考えて行動するようになると投資でも資産運用でも騙されなくなります。
だから、そこでも良い結果を出すようになります。
全部がうまくいく方向に進み始めるのです。
サラリーマンとしてうまくいっていない人が成功してしまう理由
サラリーマンとしてうまくいっていない人がビジネスをすんなり軌道に乗せてしまうことがある背景には、サラリーマン社会では否定された考え方や行動をその人が常にしていることがあります。
そういう人が多いということです。
自己否定の必要がない人たちです。
そのハードルは超えている状態にあるから成功しやすい。
具体的にいうと、コツコツと色々なことを調査して点検して打ち合わせを繰り返してさらに細かな議論を繰り返して、そのための書類などを作成して・・・とかやっている間に、とりあえずやってしまう!という感じでやってしまう人、そういう行動の違いが際立っている人です。
個人事業を進めていく上では、ガツガツ行動して、どんどん失敗をして、次につなげていくという姿勢が欠かせません。
そういう姿勢がそもそもサラリーマンでは備わっていないことの方が多いです。
失敗を嫌うし、一人だけ違うことをすることも経験したことがないのです。
失敗したら、もう終わり!みたいな心構えになってしまっていることもあります。
勝手にスゴイ挫折感を味わっているのです。
失敗をとりあえずしてみようという感じで動き回っている人とは全然違います。
空気なんか読まずに、どんどん行動して失敗して改善して、また行動して失敗して改善して・・・という繰り返しをしながら、自分の考えで行動している人と、まわりと一緒に和を乱さずに!なんて姿勢のサラリーマンとは全然違うということです。
こういう人が日本企業のサラリーマン社会でうまくいくことは少ないはずです。
周りの空気を読み、上司の空気を読み、会社全体の空気を読み、世間の空気を読み・・・って感じで生きているサラリーマンの中では非常に特殊な存在になるはずだからです。
自己否定の必要が無く、すんなりうまくいってしまうことが多くなります。
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