ヤフオク1円スタートの失敗と戦略について
ヤフオクの1円スタートにTOTOトイレ部品の視点を!1円スタート失敗回避策!
ヤフオクの1円スタート。
アクセス自体が全くない商品の時には1円スタート出品が有効です。
アクセスが確実に集まってきますからね。
でも、この1円スタートにはリスクもあります。
1円で落札されてしまう可能性がある。当たり前ですね。
システム手数料や梱包材のコストがあるし、そもそも仕入れ値がタダとか1円とかでも赤字。
こういった赤字を避けるために最低落札価格を設定する方法もありますが、最低落札価格を設定して出品すること自体に手数料がかかってくるので、低額商品の場合には使いたくないなぁ・・・って感じになると思います。
よって、100円スタートとか500円スタートとか、1000円スタートなど、スタート価格を少し上げることになると思いますが、これだと今度はアクセスが集まりにくいです。
かといって、目立たせるために「注目のオークション」とか「アフィリエイト」についての有料設定を入れたくもないですね。
よって、やっぱり通常の1円スタート出品で取引を成功させたい!
そう思うことが増えるはず。
その時に考えるべきことは商品属性だと思います。
例えば、TOTO製のトイレ部品を想定してください。
TOTOのトイレって、ほとんど壊れない。
私の人生でTOTOのトイレが故障した!って話は1度しか聞いたことがありません。
それくらいにTOTOのトイレは壊れません。
でも、何千台とか何万台とかあるなら1年に何回かは、たぶん故障があるはずです。
実際の故障率は知りませんが、絶対あるはず。
この故障を想定して、ホームセンターなんかではTOTO製のトイレ部品を置いていることがあります。
それも素人には何の部品なのか分からないような細かな部品です。
その部品の置かれている数が1個とか2個とか3個。
かなり人が住んでいるような地域ですら、その程度の数しか在庫がない場合も多い。
それくらい使用頻度が少ないってことです。
TOTOのトイレは壊れないですから。(余談ですが、パナソニックはTOTOに比べると故障率が高いようですので要注意です。)
それでも!TOTO製のトイレ部品に需要が発生するタイミングが必ずあるわけです。
これはかなりニッチな部品の話ですが、仮にこういった属性のノーブランド商品をヤフオク1円スタートで出品したとして、1円スタート出品が成功する確率はかなり小さくなると思います。
そういった商品が出品されているタイミングを常にチェックしているような人がいればいいですが、そういう人の数も需要量の少なさに比例して少ないはずです。
しかも、TOTOの部品製品についての知識を持っている人なんか、そもそも少ないでしょう。
どれだけの頻度で売れている商品なのか?ってところは1円スタートではかなり重要。
そのままある程度の価格で放置していけば、いずれ確実に売れるような商品は1円スタートには向きませんね。
よって、商品属性をしっかりと見極めて1円スタートを活用すべきです。
置いておけば必ず売れる!商品を1円で売ってしまうのは失敗ですよね。
これは絶対に避けましょう。
実際に、価値ある商品が1円で売られている様子を見たことがあります。
本当にもったいない!
在庫を抱えてしまうと早く現金化したいという思いが強くなってしまって、置いておけば順次売れていくような商品を叩き売りしてしまうことがある。
こういう失敗をしないように、どういう売り方をする商品なのか?仕入れ時には常に考えておきましょう!
出来るだけ、こういう属性の商品をメインに持ってこない方が良いです。
専門化したショップでは網羅性が大切ですが、ニッチ商品は売れるまでに時間がかかる。つまり、ランニングコストがかなりかかってくる。そういう商品ばかりを取り扱うと結果が出るまで物販でも時間がかかってしまいますね。
この時間コストに耐えられなくなって失敗!という流れになることも想定できるので、どれだけ売れているのか?
この点は本当に大切です。
ヤフオク1円スタートを成功させる方法
商品属性をしっかりと見極めて、どういった時期に需要量が増すのか?
その需要量はどの程度か?
どういった層の人たちが買うのか?
どういう理由で買うのか?
このあたりをしっかりと整理してから、出品すべきと思います。
なぜなら、「1円スタートにしないと在庫がだぶついてしまうんでしょ?」とか「早く在庫処分したいんでしょ?」とか、こんな感じで足下を見られるようになってしまうからです。
これだと価格が上がらないですからね。
俺も欲しい!私も欲しい!俺の方が先だ!いや、私よ!と競ってくれる状況にあるのか、ないのか。
1円スタートを成功させるためには、このあたりがポイントになりそうです。
ヤフオクで1円スタートを開始しても入札もされないだけでなく、アクセス自体がそもそも集まっていない。
それなら、オークションのタイトルにキーワードがしっかりと入っているか?需要量がそもそも極端に少ないのか?
このあたりのチェックが必要ですね。
因みに商品属性をチェックする方法、つまり、どれだけの頻度で売れているような商品なのかについてはプラットフォームは違いますが、アマゾンから抜き出すことも出来ます。
アクセス数から類推することも出来ますが、アマゾンでの販売頻度なども参考になると思います。
こちら↓の記事で紹介した「Keepa」というツールです。
底値を目指す!買い物の仕方について。節約に欠かせない資本主義ルールとは
こちらで、どういった商品属性なのか、つまり1円スタートに向く商品かどうかをチェックしましょう。
その他、この記事でショッピングリサーチャーも紹介していますが、こちらも便利です。
1円スタートは需要量の大きさがポイントになります。
そこさえ、しっかりと見極めた上で1円スタートの商品を出品していけば、必ず成功するはずです。
ですが!
1円スタートでも、あまり注目されない場合があるように感じます。
それは、そもそも1円スタートで出品している人が多い商品属性なのかもしれません。
こうなると結構大変。まぁ、どれだけアクセスが集まってくるかですね。1円スタートなのに3、4日様子見て全くアクセスが集まらない場合は止めた方がいいかもしれませんね。入札が入っていなければお金はかからないです。
高額商品なら有料の設定も考えるタイミングになると思いますが、それ以外なら撤退でOKとすべきと思います。注目もされていないし、つまりアクセスも集まっておらず、ウォッチも入らないのに、いきなり入札だけが入った!ってヤバイ感じがしてきますからねぇ。。。
とはいえ、入札されると注目度も上がるので、そこからどれだけアクセスが増えてウォッチが増えるかも重要なポイントになります。
1円スタートは商品属性の調査、それからダメそうなら早めの継続or撤退判断が重要です。
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