ラクマの匿名はまだまだこれから。今後の対策。
人の出入りが今も少ないです。
前よりはかなり増えた感じがしますが、それでもまだ少ない。
システム手数料はメルカリより、かなり少額なのに。。。
今はそんな状況ですが、楽天モバイルとか楽天カードなどの楽天経済圏の色々なサービスを使うことによってラクマの手数料がもっと少なくなったり、ラクマがもっと使いやすくなったりすれば、ラクマはもっと力を持つようになるはずです。
ですので、このあたりについて今後の楽天に期待です。
今でもラクマに出品する価格がメルカリよりも安くなるのは当然。
あとは、この状況をみんなが察知するようになるかどうか。
メルカリで買う前にラクマでも検索するようになるのかどうか。
このあたりがポイントだと思いますが、以前も紹介したアプリ「最安値サーチ」なんかでラクマの商品もしっかりと抽出している状況ですので、ラクマ認識は今後も進んでいくはずです。
それにしても、私個人の状況で言えばラクマは今のところ売れないですね~。
商品属性の影響を受けている部分もあると思いますが、ラクマへの認識を持っていない人も、まだまだいる感じです。
メルカリとヤフオクは意識していても、ラクマは全くノーチェックという人がかなりいるようです。
そういう人でも一度はラクマを意識したことがあると思いますが、今のラクマに比べて以前のラクマはもっともっと人が少なかったので、つまり商品数も圧倒的に少なかったので、その時の印象で検索すらしない人が多いのかもしれません。
よって、出品者として今のラクマを使う目的は出品拡大準備と考えておけば良いかなと思っています。
ラクマに格安の物があったら購入しておくことで評価をアップさせておけば、売る時にも売りやすくなるはずです。
そういう感じで今はラクマを使っていこうかなと思っています。
もちろんラクマ用の在庫もちゃんと持って、流れが来るのを待つ戦略ですかね。
いや~、頑張って欲しいです。ラクマには。
楽天がラクマを少し軽視し過ぎているのであればもったいないですね。
何だかんだいって大切な経済圏の一つになるはずですから。
モバイル、銀行、証券、EC、そしてフリマ(ラクマ)。
このつながりは楽天だけ。超デカい可能性があるはずです。
このつながりの中で見えてくるラクマの「匿名取引」って、個人情報を守る!という位置付けが明確になってくるはずです。
安心の個人間取引を担保するための枠組みということです。
もっと多くの人が使うようになって、匿名取引が当たり前の個人間取引になっていくはずです。
匿名じゃないの?大丈夫?みたいな感じになると思います。
それから、ラクマで実際に出品作業をすれば分かると思いますが、匿名取引のやり方もすぐに分かるようになっています。
配送種別を選ぶ時に「かんたんラクマパック」を選択すれば良いのですが、これが匿名取引として機能することも直感的に分かりやすいので匿名取引の初心者さんでも安心です。
ですが、ラクマの匿名は日本郵便を使った配送方法しか今はまだ選べません。
この点も、今の取引量と少し関係があるのかもしれませんが、ラクマにおける匿名配送方法もいずれ増えることを期待しておきます。
それから、ラクマは後発なのでメルカリを真似ている部分がかなりありますが、真似るだけではなくて、もっと良いものに!という視点をさらに前進させて欲しい。
ヤフオクもメルカリも、イマイチな部分があるからです。
その一つがヤフオク!でいえば「まとめて取引」とか「同梱」のあたり。
メルカリで言えば、出品者が個別に対応している「専用出品」ですね。
もうすこし簡単に出品物をまとめて、決済フローまで単純に持っていけるようにして欲しいですね。
これだけでユーザーはかなり増えそう。それくらい出品のボトルネックになっているように感じます。
因みにヤフオク匿名の「まとめて取引」だと「商品満足サポート」のような補償制度が適用されないようになっていたり、まとめて取引が出来る人をプログラムロジックで制限して、自分がまとめて取引を出来るのかどうか落札者自身が落札前に分からないようになっていたり、メルカリでは専用出品でまとめ出品をする手間が増えたりする現状があります。
このあたりスムーズにしておいて欲しいですが、ラクマが出した結論はヤフオクのまとめて取引以外のやり方で同梱する方法のようです。
因みに、ヤフオクでは別々に匿名決済しても同梱が可能で、これであれば「商品満足サポート」の対象になります。
同梱するなら同梱しておいて良いけれど、発送通知だけ別で押してね!という考え方です。
この件、ラクマで言えば以下のページに情報があります。ヤフオクでも同じやり方が出来ます。
ですが!
このやり方って、結構リスキーなケースが発生するはずです。
たとえば、ヤフオクでは「まとめて取引」の前提に評価制限がさらに追加されています。
たまに「まとめて取引」が出来ない人が存在するのは、この制限に引っかかっている人です。
各々の匿名取引を、個別で決済して自分で同梱するやり方だと、この制限が入らないことになります。
つまり、ヤバイ状況が生じる可能性が増える。
それで、ご自由に個人間の責任の上で同梱してもらって構いません!というヤフオクのスタンスになっているのです。
商品満足サポートがあると言っても、中に商品が入ってないとか、そういうことは補償対象外ですからね!ってヤフオクのスタンスなわけです。
個人間取引である以上、取引する人同士の信頼関係に基付く部分が出てくるのは仕方ないですが、少しアプリの作り、仕組みの考え方が雑な感じがします。
このあたりについて、もっと細やかなシステムが求められていると思います。
取引ケース毎に、利用者にどういう配送方法がベストで、相手がどういう利用者であればこの配送方法で問題ないと思うなど、自動で方向性を提示するようなところまでプログラムが育って欲しいと思いますね。
そうなれば出品者と落札者で配送方法についての認識相違も少なくなるはずです。
フリマアプリは、すでに考え尽くされているように見えるのですが、ユーザー視点で考えるとまだまだの部分、もっとスマート化して欲しい部分がありますね。
このあたりを含めてラクマがカバーした上で、楽天経済圏と結びつけば、国内最大の影響力を持つフリマアプリになるのではないかと予想します。
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