インフルエンサーの費用対効果

広告主がインフルエンサーを広告媒体として活用しようと考える場合、費用対効果が気になりますよね。

フォロワー数に対する「いいね」やコメントの比率から、フォロワーから熱烈に支持を受けているインフルエンサーなのか判断できると思いますが、それを判断したからといって単純に費用対効果の予測につながらないと思います。

そもそも、自分の出したい商品マーケットにマッチしているかどうかも大切ですからね。

それから、フォロワーやいいねを購入した形跡はないかなど、不自然な行為がないかどうかもチェック必須です。

一般の人よりはいいねの数が多くても、フォロワー数から考えると少なすぎるというケースも見受けられます。

場合によって、長期的に考えると広告効果がマイナスに作用したなんてことにならないようにブランドイメージなども含めた費用対効果を考える必要があります。

実際には存在しない人のアカウントなどはリスクが高く、避けるべきだと思います。

それから、インフルエンサーと、そのファンという構図になっているかも大切です。

それはフォロワー数が圧倒的に多く、逆にフォローしている人がどれだけ少ないのかという点でチェックすることが出来ます。

以上の前提の上で、やはり「いいね」の比率が多いことは、それだけ熱烈なファンが多いということになるので大切な指標になります。



まとめ

まとめると、費用対効果という点では以下のチェックポイントは必ずおさえておくべきです。

・広告する商品マーケットのブランドイメージに適したインフルエンサーか?
・購入したのではないかと疑われる「いいね」やフォロワーがないか?
・実在の人物によるアカウントか?
・フォローしている人は非常に少なく、フォロワー数が圧倒的に多いアカウントになっているか?
・フォロワー数に対する「いいね」やコメントの比率が常時高い状態か?
・半分お金を見せびらかして買ったようなフォロワーが多くないか?(お年玉作戦など。)

費用対効果という点でインフルエンサーに仕事を依頼する企業が気を付けておくべきことは、長期視点を欠かさないということです。

費用対効果を短期的に見積もりたい気持ちはよく分かります。

でも、インフルエンサーマーケティングにおいて費用対効果はある程度の期間を見積もっておくべきと思います。

何を言いたいかというと、インフルエンサーを使い捨てにせず長期的に付き合っていく姿勢を保つことが重要だということです。

それはインフルエンサー間のつながりなどで、実際の企業の感想なども確実に拡散していくからです。

色々な企業とコラボしたけど、あそこの企業はホント良かった!って言ってもらえるようにすることも重要だということです。