食料の維持

サバイバル哲学塾
次に食料の維持についてですが、これも多様な方法が色々なところで紹介されています。

 

ただ、一般の人が実際のサバイバル状況下で食べられるものと食べられないものの区別を付ける知識を持ち合わせることが出来るかと言えば、それは難しいと思います。

 

それでは、どのようにしてこの環境下で食料を維持していくのでしょうか。

 

何も知識を持ち合わせていない場合、絶対に食べてはいけないものがキノコ類全般です。

 

毒キノコを見分けるのは非常に難しく、他の食べ物や飲み物との組み合わせで毒性を発揮するものなどもあるため、食べられるキノコのみを選別して山から取ってくるというのは難しいことになります。

 

よって、知識が無ければ絶対にキノコ類は食べないようにすることです。

 

それから、色が特に赤や黄色など強く不自然な感じのするものは口に入れないことです。

 

これは魚を取るときにも言えることになります。

 

まず、はじめに以上のようなことを絶対に守ることで、毒物を口に入れる確立は激減します。

 

それから、それでもまだ毒性のあるものを口に入れてしまうことがあるので、これは分からないものを食べる際に常にこうしなければいけないことですが、それは、まずほんの少量を皮膚に塗り付け、5分程度時間をおいても問題が無ければ、今度は本当に少しだけ口に含ませてシビレ感覚がないかどうか、吐きたくなるような強烈な味がしないか等をチェックします。

 

この二つの感覚のうちどちらかがあれば、当然食べられるものではありません。

毒性があると考えられます。

 

さて、以上のことを通過して食材を確保することが出来たあとは、その食材を保管することです。

食材となるものを手にすることが出来たら、必ず少し多めに手に入れておくことです。

その保存方法については環境状況により異なるのですが、必ず保存を常に考えておくことです。

 

魚であれば、干し物にしたり、肉類であれば燻製にしたりするなどして長時間に渡って食材を利用できるようにしましょう。

 

食材調達時に気をつけて置くべき重要ポイントが、あります。

それは着火材料となるものを同時に探しておくことです。

 

火の付きやすそうな枯葉、油分が豊富に含まれている木の皮などは着火材料として最適です。これらも同時に確保するようにしましょう。

 

それからもう一つ、物を縛ることが出来るようなものや、ロープ代わりになりそうなツルの類のものを同時に見つけておくべきです。

 

何か道具を作る際に重宝します。

 

例えば魚を取りに出るためにモリを作成する際などがそうです。

 

先端にガラスの欠片や針金、釘などを埋め込むと思いますが、これは縛ることにも、このようなヒモが欠かせません。

 

サバイバルの観点から、道具に対する意識は非常に重要です。常にこれは何かに使えないだろうかと意識しておくようにしましょう。

 

そのような意識一つでサバイバルのための知恵や技術が、少しづつ上達するものです。

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