戦後20年
12歳だった私には何もありませんでした。
ただし、友人や知人、親戚はいました。
しかし、それらの人たちとしっかりと話すことができるようになったのは、30歳を越えてからでした。
私は戦後、約20年間心を閉ざし、一人でいることを好みました。
誰か知っている人と話すことが非常に苦しかったのです。
とても耐えられなかった。
ただ確か31歳になったばかりの頃、不思議な出来事が起こりました。
それは魂との接触でした。
不思議な体験でしたが、しっかりと今でも覚えています。
その体験をしてから、私は心を開くことが出来るようになりました。
非常に落ち着いた気持ちになったのです。
戦前、家族で暮らしていたときに感じていた心の状態がはじめて私の胸を包んだのです。
私は世の中の真実を、知られていない真実、私がここで言おうが結局だれも分かってはくれない真実を知ることになったのです。
それは、兄や母そして父は存在していたということです。
それはこの世には確かにいないのですが、居なくなったわけではなかったのです。
それを明確に認識したことで、私の心は平安を取り戻しました。
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