日経平均予想。それでも弱さを感じる日経平均。
ロンです。
さて、衆議院選挙で自民党が大勝しましたね。
米国株式市場も堅調ですね。
日経平均も連騰を続けており、史上初の連騰記録更新が続いています。
そんな中で、以前から言及しているデフレ3兄弟銘柄、銀行・不動産・建設関連がまだまだこの勢いに追いついていない。
デフレを脱却できるという光にまではなっていませんね。
日経平均との乖離があまりにも大きすぎるために、日経平均の指数上げイメージが強く、その数字ほど信頼がおけるものではないという懸念が株式市場を覆っているように感じます。
これらの銘柄群も、日経平均同様に力強さを増してきたら、例え日経平均株価が今とあまり変わらない価格帯にあったとしても、株式市場や日本経済全体に明るい光を感じるようになるのかもしれませんね。
ですが実際には日経平均株価が27000円程度を目指す中で、デフレ3兄弟もきっちりと日経平均の勢いに追いついてくるというシナリオを私は想定しています。
それから、ツイッターでも同じようなことを呟いていたのですが、築30年前後のマンションや一戸建てを購入してリノベーションして暮らす人が増えているようですが、この購入って既に一生に一度の買い物ではなくなっていますよね。
築30年だと、あと何年住めるのかという感じがします。
買ってしまう方が損になることも多いと思うのはロンだけではないですよね。
リノベーションすれば確かに見た感じはお洒落に出来るのでしょうが、建物本体に不安感を持ち続けたくはないはず。
ですので、新耐震基準が1981年6月以降に建築確認申請が行われているかどうかという点は要チェックポイントですね。
それから、1995年の阪神・淡路大震災で多くの木造住宅が倒壊した結果、2000年に木造建築物の耐震基準をより強固にする改正が行われています。
この改正による基準が担保されている木造住宅は「建築確認済証」の交付日が2000年6月1日以降のものということがあります。ってことは木造住宅の築30年なんて、完全に却下とした方が良いものが多いと思います。
明るい未来、安心で安全。それが担保出来なくなりつつあるのは国際情勢だけではないようですね。
国内問題としても大型の団地やマンション、ビルや道路など、不安要素が加速度的に大きくなりつつある時代に突入しているようですが、この辺りに関しても手遅れ感がありますね。
また、働き盛りとされる40代が世帯主の低所得世帯の割合が20年間で1.5倍に増えていることが厚生労働省のまとめで明らかにされましたが、このような状況から言えば家を買うという選択自体を現実的にはもう取ることが出来ない人も多くなっているように感じます。
不安なマンション、不安な団地、不安な一戸建てで生活する人々も加速度的に増加しつつあるということになるでしょう。
そして、これはスグには変えられない。
そうであるとするのであれば、デフレ3兄弟はどのように復活が可能になるのでしょうかね。
このような点についての視点すらも見えない。
それが銀行構造不況の大きな要因なのでしょうが、これが分かったところでどうするのという話だけが残ってしまう。
とりあえず、海外に行ってきますという銀行さんの姿がありますがね。。。
海外で頑張っちゃうしかないのかな。
たとえば、築30年でも補強工事や改修工事などをすることで、新築だったときよりも地震に強いし安全、それも低価格!!とか、そういったアイデアが求められそうですね。
デフレ3兄弟に光は差し込むのでしょうか。
おっ!と今日はようやく日経平均が反落したようです。業種別では銀行株が一番強かったようですね。
日経平均自体は少し強く上げ過ぎましたからね、少しずつ上げて頂ければと思います。
スゴイぞ!日本経済!!の中で感じる貧しさ。
スゴイぞ!日経平均株価!!の中で感じる日本の衰退。
本当にスゴイ!!と日本国民全体が感じるためには、そもそも価値観を改めなければならないでしょうね。
これを実現するためには大きな変革が必要になるでしょう。
そして、これを支えるための思想もまた同様です。
(後追記)
地方を中心に築40年前後の木造一戸建ての中古物件が増えているようです。通常レベルの物件でもリフォームして1700万円で売りに出されていたりすることもあるそうです。
リフォーム代金である程度の金額がかかっているの考慮しても、高すぎる。やはりオススメ出来ませんね。建物本体の価値としては既にゼロになっていると見積もりしてもよいのではないでしょうか。
右肩上がりの経済を当たり前のこととしていた時代に購入した世代の建物です。
今の若い世代が、元々の建物本体価格がゼロの物件(ゼロになってから時間がかなり経過した物件)を高価格帯で引き継いでしまうことは見るに堪えないという感じがします。
高額費用が必要であることからも、何らかの規制が必要だと私は思います。
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