日本人がこれからもっと貧しくなる理由と今後の個人戦略

雇われの状態が一番下なのに・・・

日本人は確かに貧しくなりました。ですが、これからもっと貧しくなっていきます。以下、その理由と対策についての記事になります。

 

いきなりで言い方は悪いですが、日本人は雇われの状態の自分を一番下だと思っていません。

 

日本人は名のある企業に勤めてるとか、有名な企業で働いているとか、そういうことでプライドを維持している人が多いです。

 

技術系の仕事をしているとか、専門職だととか、そういうことでも同じようなことがあると思います。

 

自分のビジネスは持っていないのに、自分が働いている企業のステータスが高いと自分のステータスも高いと強く感じる傾向があると思います。

 

ここには強烈な洗脳的な要素があります。

 

それは学校教育から続く偏差値社会、学歴社会の末に到達するポジションだからです。

 

それはデザインされてブランディングされたポジションです。

 

良い高校に行って、良い大学に行って、良い会社に入る。

 

こういう前提がありますよね。

 

で、結果としてマネーはどれほど得られるのかも重要ですが、このあたりは伏せられてしまうことが多い。

 

年収を取り上げた雑誌もありますが、少数派だと思います。

 

実際は平均年収が1000万円以上あるような超優良企業を頂点として年収ベースでもピラミッド構造が出来上がっていますね。(給料が高くてもブラックかどうかは、また別の話ですけどね。)

 

仮にこの頂点に君臨することが出来たとしても、雇われの身であることには変わりません。

 

労働者であることには変わりないのです。

 

労働者である限り、資本家側よりもお金持ちになることは絶対にないです。

 

どのような超エリートであっても同じです。

 

超エリートになれば、それで満足。そういう気持ちが間違っているとか正しいとかそういうことを言いたいわけではありません。

 

現実を知らないまま安心感を持つ日本人

さて、ここからが日本人にとって問題になっている箇所です。

 

ピラミッド構造になっているから、多くの人が自分は一番下ではないと思っています。

「自分は運が良かった。」

「大学に行ってなかったらヤバかった。」

「転職して良かった。」

 

アルバイトをしている人ですら・・・

 

「ここは待遇が良い。」

「あそこのアルバイトより、こっちの方が全然良い。」

「仕事があって良かった。」

 

前向きに考える点ではとても良いことです。

 

個人の考え方としては、これで間違いではないと思います。

 

ですが、実際には自分のビジネスを持たない人が一番厳しいことになりやすい。

 

それなのに大手企業でアルバイトをしていると、それだけで安心感を得ることがあるようです。

 

一番下で安心しているのです。

 

そこより下はもう無いにもかかわらず、一番下でも安心。

 

これは社会を維持する上で良い環境だと捉えることも出来ますが、一方で、実質的な年収ベースをどんどん下げても日本人は「まだ良かった。」と思う考え方を持つ人が多いということです。

 

個人商店とか、個人でビジネスを持っている人なんかを、おそらくサラリーマンの多くは下に見ています。

 

それどころか、大手企業でアルバイトをしている人なんかでもそういう人が多いと思います。

 

まだまだ下があると思っているのです。ですが、そこより下はもうないのです。

 

実際にワーキングプアよりも、生活保護家庭の方が豊かな暮らしをしている現状もあります。

 

お金の現実や幸福な生き方について何も学ばずに、偏差値教育が作った世界観の中で生きているからです。

 

そこでは競争主義的な考え方が強くなる。

 

サラリーマンが人間関係を常に問題にする背景には、こういった貧しさがありますが、そういうことも当たり前の現実として受け入れた世界を生きることになります。

 

そういった環境にいる人たちの年収ベースを下げたところで、「まだ自分は良かった。」と思うはずです。

 

この環境が整っていることこそが、これまでもそうでしたが、これからも実質的に日本人が貧しくなっていく土壌として整っているということです。

 

頭の良い人、空気読める人、ビジネス活動

これからの時代は鈍感さも必要ですが、ある意味で空気読む能力が必要かなと思います。

 

で、勉強ばかりでカチコチになった頭で社会の空気が読めますか?という話です。

 

社会には結構複雑な空気感があります。

 

本当は学校でもそうだったはずです。

 

そういうところで一番利益を得る存在。

 

それはいつの時代もガリ勉タイプの良い子ではないですよね。

 

がり勉タイプの良い子は偏差値社会で言えば、この頂点を目指しているような存在であって、全部取ってやろうなんて悪戯っ子の持つような発想はない。

 

でも、ビジネスの現場はグレーな部分もガツガツ攻めていけるようなマインドじゃないと実際には負けてしまうので、空気読みながらグレーとブラックの間もスマートに入ったり、すぐに引き返したりできるような行動力が求められます。

 

これ、ガリ勉良い子には難しい話だということでしょう。

 

素頭が良い人、空気も読める人、論理力もある人、戦略性もある人、行動力もある人、人から指示されて動くタイプではない。

 

自分のビジネスをするなら、こういう人を見つけたら、絶対に参考にした方が良いと思います。

 

因みに、がり勉良い子ばかりいる環境で生活している場合には、こういう人は逆に「空気読めない人」って位置付けられているはずです。

 

サラリーマン社会で空気読めないと位置づけられている人はビジネスの本当の空気を読めてる可能性がかなり高いということです。

 

ビジネスの本当の空気を読める。これからの時代はここが大きな分かれ道になると思います。

 

つまり、大部分のサラリーマンは非常に貧しくなります。

 

ガリ勉良い子は素頭が悪く、空気も読めず、論理力もなく、戦略性もなく、行動力もない、だけれども、人から指示されたら超正確に記憶して超正確に動くタイプだからです。真逆なのです。水と油のような違いがあります。

 

たとえば、実際に優秀なら自分でビジネスしなよと言ってもがり勉良い子はそういう事に関しては何もできません。指示されて超正確に記憶して超正確に動く能力を持つ点において一番優秀な存在だからです。

 

だから、こういうタイプの人にビジネスを学びに行っても役に立ちませんよ。

 

自分でビジネスを作る能力は全くないですからね。

 

一方で自分のビジネスを作った後で、ある特定の仕事を誰かに任せたいと言う場合、がり勉タイプが一番使える!ってことです。

 

だから、社会をデザインする人たちにとって、がり勉良い子に超真面目がセットになったら超オイシイわけです。

 

働き過ぎないように政府から方針が出ても、がり勉良い子で超真面目がセットになっていると土日まで勝手に働いたり勉強してくれたりするからです。

 

実際にこのようなガリ勉のおかげで日本のモノ作りとかサービスのクオリティは世界トップクラスだと思います。

 

バカにしたり持ち上げたりしているような書き方ですが、本当のことをしっかりと示していると思います。

 

このがり勉信者、偏差値学歴社会の信者が一番下まで整っている上に、一番下が自分を一番下だと思っていないから、どんどん年収が下がっても何も問題が起きないはずです。

 

どんどん貧乏になっても、まだ良かったと思う環境が十分に整備されているということです。

 

だから、日本人はまだまだ貧しくなっていくと思います。とてもスムーズに。

 

 

 

自分のビジネスを持とう!

これはマズいな!と思ったら、何らかの活動をはじめた方が良いです。

 

株やFXなどの投資にお金を回したり、アフィリエイトやアドセンスにお金を回したり、副業で小さな物販ビジネスをはじめてみるとか、そういう自分のビジネス、自分の投資活動を持つための努力を
すべきと思います。

 

多くの人たちの収入が下がり続け、地方も実質的に衰退を続けていく環境下にあって、何もしなかったら、当たり前ですがゼロではなくマイナスです。

 

大きな下落トレンドにそのまま自分の身を預けることになるからですね。

 

何かをすべきと思います。

 

ただし、注意は必要です。

 

ネットでは不誠実なセールス活動をする人も多いからです。

 

どの分野でも同様です。

 

株でも為替でもアフィリエイトや、最近流行りのYouTuber系インフルエンサーでもそうです。

 

基本的に自分の儲けのためだけに情報発信している人が多い。

 

これ自体は悪い事ではないはずですが、自分が儲けようとした場合には色々な点で印象の違いを感じることもあると思います。

 

ですので、はじめは丁寧に論理性を保って、自分のビジネスや投資を着実に進めていく方が良いと思います。

 

本業の仕事が忙しいため、今は活動が出来ないという人は、資産運用で安定投資をするのが良いかなと思うし、何らかのビジネスを持ちたい!積極的に動きたい!という人は、アフィリエイトととかアドセンス、物販系ビジネス、YouTuberなど、自分の向き不向きを考えて選択してやればOKと思います。

 

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