複合キーワードよりも先に1語キーワードで順位が付いた!が意味すること、今後の対策とは?
複合キーワードよりも先に1語キーワードで順位が付いた人の状況
最近の話ですが、狙っていた複合キーワードよりも先に1語キーワードの順位が付いた!って人が結構出てるはずです。
それも、全くの新規ドメイン、被リンク対策ももちろんゼロ、ソーシャル流入もゼロ、まだ、ほとんど見られてもいないサイト&ページで。
この状況から、グーグル検索アルゴリズムが、新しい学習期に入ったのではないかと予想しています。
ですので、単純に1ページ1キーワード!みたいなアフィリエイトのSEO対策効果の縮小が予想されます。
検索ワードを分析したり、アップされた文章を解析したりすることを考えると当然とも思えてきます。
そもそも、ある特定のワードだけに絞られて記事が書かれていること自体、不自然なケースが多いはずだからです。
例えば、ワードAの周辺事象を主に語っていて、その内容がかなりの質および量になってワードAが登場しないコンテンツになったからといって、ワードAと全く無関係なことを語っているわけではないですよね。
そんな中でワードAの出現回数が少なかったとしても、ワードAの周辺説明として評価できると判断してワードAで順位が付くべきですが、これまではあまり評価されてこなかったと思います。
おそらく、こういった傾向が強すぎるので、この状況をグーグルが改善しようとしているのだと推察されます。
そして、いつものことながらグーグルは振れ幅が大きく、新規サイトの新規ページをインデックス登録すると、複合キーワードよりも先に1語キーワードで順位が付いたという事象が起きていたりします。
しかも、ビッグワードと呼ばれる1語キーワードで、いきなり順位が付く。
もちろん、上位ではないですが、ビッグキーワードの場合は順位が付くことだけでもかなり驚きです。
で、同じこと思っている人はいないかな~と思って、YouTube動画を検索したら、やっぱりいましたね。
こういう事象が起こり始めているようです。
上位に表示されるわけではないので、集客力はないですけどね。
それでも、その背後に見え隠れするグーグルの意図は分かりますよね。
単純にワードでアルゴリズム対策しているページ、キーワードを詰め込んだり、よせすぎて有利に働き過ぎている低品質ページは落として、内容はしっかりと書かれているけれど、評価されてないサイトを評価したい!ということだと思います。
単純なSEO対策では歯が立たない状況がより一層進んでいる感じがします。
つまり、検索キーワードに対してユーザーが求めているコンテンツを、もっと網羅的に理解しようとしている姿勢が見受けられます。
だから、検索ワードに直結したタイトルとディスクリプション、h2,h3,h4タグなど用いてアルゴリズムに合わせにいっているサイトやブログばかりが特別に評価されるのはおかしいよね?という流れが生じつつあるということだと思います。
もっと、ワードの出現率は低いけれど、ユーザーが求めている情報は他にもあるし・・・ということだと思います。
こんな状況でやるべきこと!それは、一歩先行くSEO対策です!
この状況を何年も前から見据えていたのが、当サイトの一歩先行くSEO対策です!
グーグル検索エンジンはワード学習も一気に進めているはずです。
この流れは既にワードでのSEO対策を効率的に行おう!と考える方が非効率的になったことを意味していると思います。
本当にコンテンツを重視して、検索ユーザーに向けて有益な情報を網羅していること、この点の把握をさらに進めているということだと思います。
また、検索ワードに対するベストアンサーはどういったものかについての把握も進めているはずで、その意図にグーグルアドセンス広告を出稿する企業の思いものせて、どのような上位表示ロジックを構築するかが注目ポイントです。
ですが、コンテンツを徹底的に重視している人が最後に勝つ流れは変わらないと思います。
それを考慮すると、ニッチな検索ワードを拾い集めて、作成するページのキーワードを寄せていって、そのニッチワードを拾っているペラサイト戦略は崩される場合も増えてくると思います。
その対策が効かなくなるわけじゃないと思いますが、寄せたワードによる対策効果が限定的になるケースが出てくると思います。
誰よりもそのワードに詳しくなり、色々な角度から突き詰めたりできるようではないと結構厳しいSEO環境になりそうです。
ですから、自分の活動に基づいた独自の情報発信を行い続けることが現実的なブログ運営、ブログからの収益確保の主な道になっていきそうです。
逆に、先日も紹介したペラサイト系で稼いでいる人たちは、時間とともに厳しくなっていくことが予想されます。
もちろん、検索意図にしっかりとそったものであれば評価され続けると思いますが、その検索意図にそった評価対象が今後は増えてくることが予想されるということです。
ニッチだと思っていたら、実はそうではなくなりつつあることが予想されるのです。
これが、狙っていた複合キーワードよりも先に1語キーワードの順位が付いた!という事象から想定すべきことだと私は思っています。
パワーを持つドメインの影響力がより一層強くなっていくことが考えられます。
このパワードメインの意味は、本当にパワーがあること。
つまり、独自のコンテンツがしっかりと入っていること。
これが大事だと思っています。大手のサイトであればコンテンツ無しでもパワードメインであり続けるって、どうなの?ってところはやっぱりあると思うからです。
グーグル検索エンジンの評価決定ロジック、まだまだおかしくね?が意味すること
グーグルは検索者の意図を、より網羅的に把握しようとしていて、検索ロジックは常に進化を続けていますが、私の視点から言っても、まだまだ検索者へのベストアプローチは出来ていないことがあると思います。
グーグルが今、重視を加速させている、コンテンツ品質の評価にまだまだ不足があるということです。
大手のサイトであれば、コンテンツがスッカラカンでも上位!みたいなことは結構見受けられますし、かなりハイレベルなクオリティのコンテンツであっても、全く評価出来ていなかったりしています。
それはグーグルの数値把握による弊害だと思いますし、この分析評価が出来ていないからだと思います。
仮に、関連コンテンツ系も含めてグーグルが理解するようになったとしても、コンテンツ自体の評価を数字からのアプローチだけで行えるようにするためには、かなり時間がかかると思います。
というか、これを期待しない方が良いとさえ私は思っています。それくらい、たぶん難しい。
仮に、YouTubeで行われている人の目によるチェックをしようとしても、記事(文字)コンテンツの場合にはクオリティが高いとか低いの評価なんか、ある一定レベルに到達しているものを対象にしていればさらに難しいはずです。
いくつもの基準にそって数値評価することや、異なる基準を想定した上で順位を付けることを考えるところまでは今の段階、かなり未来でも期待できないと思っています。
そんなことをするよりも、読者に有益なサイト内の他情報を関連コンテンツとして出力すること、アドセンスである程度評価がされている人が自動広告で今も使えるような機能を深化させていく方が現実的だと思います。
だから、網羅性を重視して、ウケる、バズル!みたいなこと、つまり読者を具体的に想定して特定の属性に合わせたコンテンツの用意を網羅的に考えた方が有益な一歩先行くSEO対策になるはずです。たぶん!