コンビニの24時間営業がつらい?生き残り戦略を考えるべき理由
東大阪市のコンビニ店が話題になっていますね。
人手不足で24時間営業がもう限界だということで時短営業をされているそうです。
このコンビニ店のように、人手不足の影響が色々なところで出ているようですし、契約重視社会でどこか冷たい印象を感じるニュースも多いですね。
自己責任社会の進行を感じます。
中には親の葬儀にもまともに行くことが出来なかったというオーナーさんもいるようです。
東大阪市のこのコンビニ店のニュースですが、一見すると可哀想だなとか、つらいだろうなとか、苦しいだろうなと思いますが、ビジネスである以上、そういう時の対策とか大手コンビニチェーンなんだから何とかなるんじゃないのか?という思いも出てきてしまいます。
チェーン展開でやっているんだから、困っているときは助けてあげて!という感じです。
そもそも、コンビニシステムなんて、コンビニ本部からみれば超オイシイ不労所得システムですからね。
小売業界では最強の不労所得システムと言っても過言ではないでしょう。
それを契約で上から押し付け感覚だけで通してしまうのは、あまりよろしくない部分があります。それに、自分の妻が亡くなった後のメンタルなどにも少しは思いを巡らせるべきです。モノじゃないんだから。
とはいえ、コンビニオーナーさんも事業主として契約をしてビジネスを始めたんだから、契約を守れなかった場合のリスクについては謙虚に受け止めておかなければいけないはずです。
超オイシイ不労所得システムを使って商売が出来るのは、本部の力があってこそです。
個人で店舗なんか出して勝負しても絶対に勝てない相手です。
で、冷静に考えて「人手不足」とか、最近メディアを騒がせていますが、それってどれだけ信憑性があるの?ってところだと私は思います。
本当に色々なところで人手不足が大変だと言っていますが、コンビニなんかは特に人の募集内容とか募集方法とかが時代に合わなくなってきているだけのような気がしますね。
常識が通用しなくなってきているなら、人を募集する際の常識を変えた方がいいです。
常識的に考えてありえないことも、しないといけないと思いますね。
実際に、店を閉めて1600万円の違約金リスクを負うくらいなら、色々な挑戦をした方が良いと思います。
たとえば、経験者なら1時間バイトOKとかです。
1時間なら協力してくれる人も結構いるはず。
人手不足の話題は話半分に聞いた方がいい点もあって、こういう努力をしていないで常識の枠から飛び出せずに言っていることが多いように感じます。
コンビニで1時間とか2時間バイトは要らないと思って商売をしていたところ、どんどん人手不足になって、ついに24時間営業が守れないなんてところまできたなら、常識を壊すべきなんです。
地方のコンビニとかでもそうですね。
地方で何かやろうとした場合に、チェーン展開しているコンビニくらいしかない!と思ってコンビニに加盟した事業主さんも多いと思います。
それで24時間営業を維持するのが大変な状況になっている人もいますよね。
そんなところでも、週1だけでも深夜お願いとか、1時間だけでもお願いとか、そういうことを考えないといけないです。
障がい者の方でも色々な方々がいるので、接客に問題にならない範囲で一部、そういう方の協力も考える姿勢が重要です。
このように考えると公的なフォロー体制も必要なのではないかという思いは別に出てきます。
今回それは横に置いておいて、とりあえず1時間とか2時間で割った時間パーツを埋め込んでいく戦略です。
人手不足で24時間を守れないならば。
事業主として考えるべきところは、そういうところであるはずなのに、そういう話題は一切出ません。
雇われ感覚の視点だけが取り上げられているためだと思います。
よって、事業主感覚が育っていない人と契約をしている本部側に同情する点も私にはあります。
次はコンビニ本部側の問題ですが、実際にこういう努力をオーナーさんがするならそれを支える努力をすべきでしょう。
もっとタイムリーに働いてくれる人を集められるようなシステムを開発するとか、そういうことです。
色々な人に働いてもらった方が24時間コンビニシステムは守られていくはずです。
どのようにして、遊んだリソースを活用してコンビニに引き付けていくかが問われているように思います。
実際、ブラブラしている人なんてゴロゴロいるはずです。
お金があってブラブラしている人もいるし、お金がなくてブラブラしている人もいる。
色んな人がいるんです。
お金を稼ぎたいからコンビニバイト!という感覚だけに捉われない方がいいです。
少しでも社会参加したいから少しだけコンビニバイトしたい!という人も絶対にいるはずなんです。
そういう視点、常識を変えた方がいいです。
歳を取ってくると無理せずに朝早く起きてくる人が多くなるようなので、こういう人たちを活用するのも手でしょう。
検証のない人手不足感覚に押されて、外国人労働者とか技能実習生とかに移民をラベリングして受け入れようといった発想だけに偏りすぎてしまうのはあまりにも短絡的です。
最後に、小売業界で不労所得システム完成させたコンビニチェーンはホント強いですよ。本部と喧嘩することばかり考えずに、自分たちで出来ることはもっとないのか考えた方がいいです。それ以上に良いビジネス他にあります?って視点で今一度、冷静に現状をチェックした方がいいです。
こんな良いビジネス、なかなか無い!と気が付く人が多くいるはずです。
参考記事:コンビニでの接客マナーについて
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