インフルエンサー時代に身を守る方法
今後、インフルエンサーが大量に出てきます。
その時に何が起こるか?
それは情報拡散の洪水です。
ネット時代になって情報量が一気に拡大しましたが、実生活においても一気に情報が拡散されていきます。
欲しい情報も欲しくない情報も。
どんな情報も次々に色々なところからアウトプットされていきます。
だから情報入手方法を考えることは、情報をどのように捨てるかを考えることにもなるはずです。
捨てる力が問われる。
捨てる力がないと他人の発した情報に振り回されて多くの時間を消費する生活になってしまいます。
捨てる力、ツイッターの機能で言えば「ミュート」のような機能がもっと色々なネット環境で求められてくると思います。
ブラウザ自体にもそんな機能が付いてくるかもしれません。
不快な情報発信者だけでなく、不快な話題、知る必要のないニュースなど人生からカットしていかないと本当に無駄な情報に踊らされてしまう可能性があります。
不要になったメールマガジンなどを停止したり、迷惑メールフォルダ行きにしたりする行為と同じような動作をネット上の色々なところで意識的に行っていくことが非常に大事になる。
この捨てる動作を常に継続することが自分の身を守る方法です。
よって、情報の入手元が人それぞれ大きく異なることになり、自分にとってのインフルエンサーと世の中で有名なインフルエンサーはかなり違うタイプになるケースも多くなるはずです。
その環境が、さらなるインフルエンサー時代へと突き進む土台になると予想します。
そんな環境下で生き残るために、捨てることの他にもう一つ大切なことがあります。
ミュートは完全に無視じゃない
それは社会全体、世界全体の動向を常に把握しておくことです。マクロとミクロ、両方の視点も維持し続けなくてはいけませんね。
全体を把握しつつ、細々としたことを把握して具体的に動くことも出来る。
それが強い人材の条件だからです。
全体を把握しているということは、知る必要のない情報元などを含めて、他の組織についても概要は把握していることになります。
だから、ミュートするけれども完全に無視するわけじゃない。
自分の生活に日常的に取り入れる情報源としては不要と位置付けているだけになります。
つまり、ミュートしている情報源についても定期的に情報をチェックするタイミングがあるべきです。
定期的に見ている中で、やっぱり常時チェックすべき人たちじゃないなというのが明確になっていくこともあるし、逆に、今後は常時チェックしていこう!なんて思うこともあるでしょう。
自分自身が完璧な人間かといえば、人間である限り皆そうではないはずです。
だから、自分も改善する必要がある。
その改善のために貴重な情報を取りこぼさないように、常に自分の情報源をブラッシュアップし続けることが、インフルエンサー時代に身を守りつつ、自分のネット人生を成長させていくために必要なことだと思います。
YouTuber、インフルエンサーのリスク。BANから身を守る考え方と行動。
人気YouTuber、ラファエルさんのメインYouTubeアカウントがアカウント停止処分になりました。
ラファエルさんはYouTubeで相当な金額を稼いでいる方なので、メインチャンネルのみの停止といっても相当な金額損失になるようです。
5000万円という金額情報も流れています。
今回のラファエルさんの垢バン(アカウント停止処分)ですが、事前にYouTubeから警告を2度受けていたとのことですので仕方ない感じがします。
ですが、金額影響が大きすぎることもあり、YouTuberのリスクって結構デカいなぁと感じました。
この大きなリスクはインフルエンサーとして活動している多くの人に共通することだと思います。
ですが、ここまで金額影響が大きい場合には、もうワンクッションはさすがにあっても良い感じもしますが、こういう考え方自体、インフルエンサーはしてはいけないと思います。
プラットフォームの提供者ではない限り、やはりプラットフォーマーの意向は絶対的なものとして考えるべきですね。
個人単位では納得がいかないことがあったとして、仮にその思いに正当性を感じることがあったとしても、現実問題としては、だったらそのプラットフォームを使わないで活動すればいいじゃん!ってことになりますよね。
ですので、プラットフォームを使い続けたいのであれば、警告には耳をちゃんと傾けるべきでしたね。
ネットで何らかのビジネス活動をする人たちにとっての救いは「警告があった」という事実だと思います。
警告もなくいきなりアカウント停止されるなら、そういうプラットフォームはビジネス利用できないと思います。
インフルエンサーにとって安心してプラットフォームを使えることは必須だと思います。
でも、自分でプラットフォームを作っているわけじゃない。
そういう立ち位置である限り、予期せぬアカウント停止はビジネスリスクの一つとして考えておくべきだと思います。
今回、その思いが増しました。
そう考えると一つのプラットフォームにリソースを集約させることはインフルエンサーにとって一番マズイことになります。
YouTuberはその名の通り、YouTubeをメインに活動しているわけで、今回そのリスクがもろに露呈した感じですね。
リスク対処を考えると、YouTuberという括り自体がもう古いものになってきているということなのかもしれません。
ラファエルさんのアカウント停止は、それを暗示しているように感じました。
つまり、今回の件はYouTubeにとってYouTuberという括りの存続そのものよりも、もっと重大で大切な別の物差しがあることが示されたようにも感じました。
ですので、YouTubeは今後も変わらずに重要なプラットフォームであり続けると思いますが、一方で、YouTuberという括りの人たちの勢いは今後なくなっていくように思います。
YouTubeから色々な動画サイトへの拡散と多メディア活用したインフルエンサーが中心になっていくと思います。
リスク分散が重要です。
メルマガやブログといったプラットフォームは相変わらず重要な媒体であり続けると今回、再認識した次第です。
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