匿名インフルエンサーがヤフオクとメルカリの匿名配送を使うシナリオは現実化する
匿名インフルエンサーとヤフオクやメルカリ匿名配送の掛け算
匿名の人でもYouTuberとして人気がある方々もいるという件について以下のコンテンツで少し触れてましたが、この件に関連してまだ書いていなかったことを今回は取り上げたいと思います。
YouTuberになるには
匿名でもワクワクするとか、面白いとか、非日常を感じることが出来るとか、色々な価値を動画で提供することが可能です。
さらに他サイトでの匿名性を利用すれば、匿名個人にもっと可能性が広がります。
その一つがヤフオクやメルカリの匿名配送サービスです。
ヤフオクやメルカリでは個人間で商品の取引が出来るシステム基盤を提供していますが、この2つで匿名性も確保するようになりました。
具体的にどのような事かといえば、売る人と買う人がお互いの個人情報をやり取りすることなく、商品の受け渡しが出来る物流システムが出来上がったということです。
物流システムを提供するのはクロネコヤマトさんと日本郵便さんです。
ヤフオクやメルカリでの商品出品時に匿名配送が出来る配送タイプ(らくらくメルカリ便とかゆうゆうメルカリ便、ゆうパケットおてがる版、ゆうパックおてがる版などがあります)を選択すれば自動的に匿名配送になる仕組みで非常に便利な匿名配送の仕組みです。
因みに、ラクマの場合は「かんたんラクマパック(日本郵便)」を選択して出品すれば匿名配送になります。
(ラクマの匿名配送は日本郵便のみに今のところ(2019年1月25日現在)限定されています。)
配送方法をただ選ぶ時にそれを選択すればいいだけですからね。
これは便利でしょう。
でも、デメリットもありますよね。当たり前ですが、それはお互いの顔が見えないということ。
相手がどういう人なのか分からないことです。
もちろん、何度もやり取りしているような人であれば評価などから、良い出品者だとか、あまり評価されていない出品者だとかそういう情報は分かると思いますが、お互いの環境が分からない。
そこでYouTubeを活用したり、すでにあるメルカリやヤフオクのライブツールを活用することが出てくると思います。
で、YouTube動画は資産として残り、再生回数によっては収益化すら出来てしまいます。
ですので、YouTubeを活用した匿名インフルエンサーが匿名配送も活用するようになったり、逆に匿名配送を利用していたヤフオクやメルカリのユーザーがYouTubeを活用するようになったりすることが当然考えられます。
たとえば、農業をされている方々などは、農作物の他に周辺の自然環境についての情報や収穫時の動画などがあると、購入者の購買意欲はかなり上がるはずです。
それから、匿名でYouTube動画を作って人気のある方々も、動画内で商品化したものなど紹介したら匿名配送を活用して、その用品を販売することも出来ますね。
こうなると、匿名だから信頼できないとか、そういうことは全く無くなるのではないでしょうか。
ホームページだけとか大手のサイト経由で購入する時よりも、ずっと多くの信頼性のある情報を得て商品の売買が可能になると思います。
転売をされている方々にもインフルエンサーとしてYouTubeで活動をスタートされる人もかなり出てくるのではないでしょうか。
匿名のインフルエンサーは今後かなり増えていくはずです!
匿名インフルエンサーの報酬の多角化は、ヤフオクやメルカリなどのように今後も別サービス基盤を元に拡大していく可能性がかなりあると思います。
それが何を意味するか?
それは一度インフルエンサーとして力を持った人は次々に報酬を一気に増やすことが出来る状態になることです。
だから、インフルエンサー業界は今後ヒートアップしていくはずです。
そして、中身を見ればそれだけじゃないですね。
もっと注目すべきことは一つの匿名サービスをスタート地点にして、次々に同一人物の別サービスの世界が広がるようになるということです。
集客の掛け算がそこでは実現されます。
よって、インフルエンサーはこれから力を一気に持つようになります。
インフルエンサーから経営者へ
集客力が爆発し始めたインフルエンサー、そこまでいかなくても人気のインフルエンサーはチームを組むことになるでしょう。
そのチームが会社になり、実際に上場を果たすなんてことも考えられます。
その位、インフルエンサーは大きな力を持つようになると思います。
なぜそんなことが可能になるかというと、少なくとも日本ではまだまだメーカーなどの下に問屋や仲買い、さらに小売りというような商習慣が続いていたりします。
ネット時代になっても、これが続いているのです。
でも、考えてみればそのシステムは時代と既に合わなくなってきていますよね。
それを明確に示すのがインフルエンサーになるかもしれません。
海外の有名なインフルエンサーを見ていても、一人で活動しているなんてことはあまりないようです。
やっぱりチームを組んでいる。
それだけ影響力が大きくなって、チーム化が必要になっているということだと思います。
こういったチーム化を匿名のインフルエンサーが成し遂げた後に会社化した場合、一気に影響力の拡大が見込まれます。
だから、匿名といってもその後に色々な可能性があります。
ヤフオクやメルカリの匿名配送、YouTubeの匿名インフルエンサーは、その未来を示しているように感じます。
ここでは取り上げませんでしたが「メルマガ」も組み合わせることで影響力がさらに滑らかに大きく拡大するようになります。
関連記事:インフルエンサーマーケティングの成功法則とは
参考記事:ヤフオク、メルカリ、ラクマの匿名配送について
参考記事:匿名時代に「信用」をどう作るのか?
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